Thirsty Thirty

生活、ときどきオタク

初舞台、初日、の話

かおるくんの初舞台『片想い』の初日に行ってきました。元々はあまり積極的に行こうとはしていなかったのですが、ちょうど今シフト制のような仕事をしていて平日に休みを取りやすい環境だったのと、TLで見た『初舞台の初日はその人の俳優人生で1回しかない』という言葉に背中を押されてチケットを取って行ってきました。

結論から言うと、観終わった後に『よかった』という気持ちでいっぱいになりました。そこにはいろんな感情が含まれていて、一番に思ったのは『無事に終わってよかった』ということ。前の日の生放送、しかもかなり遅い時間のそれや、前週の上海で喉の調子がよくなかったこと、その前の週のおれサマーなどもあってかなりタイトなスケジュールの中での稽古だったこと、心配だった要素は数えれば枚挙にいとまがなかった。何よりも、それが彼の『初舞台』であるにも関わらず発表もかなり近々で、十分過ぎると言うには足りないだろうというのが外から見ていても分かるような稽古の時間だったことがあって、本当に大丈夫だろうか、という心配がずっと付きまとっていました。

けれど初日のあの舞台に立っていた彼はやはりというか意外にもというか、ビビる様子もなく、周りの先輩方に臆する様子もなく、2時間のお芝居を終えて、凛と胸を張ってカーテンコールに立っていました。いつもより低い声の出し方、普段だったら絶対しないような動作、喜怒哀楽の『怒』や『哀』。『千弦』でも『かおるくん』でもない、その役を全うして、生きようとしている姿がありました。始まって1時間も立ってないのに、汗が光ってるのが見えるくらいに必死で、舞台の端から端まで走ったり、誰かにしがみついたり、舞台に這いつくばったり、客席に背中を向けて顔が見えない状態でお芝居したり。わたしがこれまで見てきた姿はほんの一部でしかなかったんだな、新しい一面が彼にはあったんだな、というのがものすごい風力で感じられました。

彼の演じていた役は、台詞がとても多い!とか、鍵になる役!とかでは正直ないと思います。けれど、彼がいることで物語が少し動きます。とある登場人物が、少しずつだけど変わるきっかけになります。そのエピソードがあることで、彼自身もどんな人なのか、どうしてそういう振る舞いをしたのかが明らかになります。その後に、彼の振る舞いも少しだけ変わります。贔屓目はたくさん入っているでしょうし、甘い見方をしているとも思いますが、それでもあの役を彼が演じられたのはとても嬉しかったし、初めて舞台を踏む彼の役があの役で本当に良かったと思います。

そして、『彼がこの舞台に出られて本当によかった』とも思いました。近しい年代の子が適度にいて孤立することもなく、ベテランの先輩方も多くいて学ぶことも多く、そして何より樫田さんの演出で初舞台を踏めたのは幸せな、恵まれていることなんだろうなあと。わたしあたっくで岡森さん(あたっくでは兵糧長、片想いでは園長)の演技を初めて見てから本当にすばらしい役者さんだなあ、とすっかりファンになってしまったのですが、まさきくん然りかおるくん然り、そんな偉大な先輩と一緒の板の上で対等にお芝居をできることはとても幸せなことなんだろうなと思うのです。何より、舞台上にいらっしゃる年長組の方の佇まいや立ち居振る舞いがすごい。IZAMさんも津田さんも、背中と芝居でいろんなものを、いろんなことを教えてくれる方なんだろうなと思いました。一緒に演技をしていく中で学ぶことが本当にたくさんあって、ピリッとする瞬間もふわっとそれが瓦解する瞬間もきっとたくさんあって、その毎日が刺激になっていたんだろうな、と。

もし彼が『役者』という道を選んでいなかったらこの舞台に立つことも無かっただろうし、その道を選んだとしても、もし少しでもどこかでタイミングがずれていたら、わたし自身もこんな風に『誰かの初舞台の初日』を見ることは無かっただろうと思います。決して大きすぎない劇場のカーテンコール、適度に近い席で見上げた彼の表情は本当に晴れ晴れとしていました。ある種、孤独な戦いだったんじゃないかなと思います。DearDream以外の初めての外仕事、周りの4人は『先輩』であること、実際のカンパニーは大先輩が多いことに加えて、DDとしてのスケジュールもびっしり埋まっていて余裕を持ったスケジューリングはきっとできていなかっただろうこと。いつもきらきらしている彼のTwitterが、稽古終盤になるにつれてどことなく余裕がないというか、少し落ち着いたテンションになったのも、何となくの心情の変化があったのかな、もしかしたら少し余裕がないのかな、と思っていました。

けれど、初日のあの場に立っていた彼の佇まいは本当に凛としていて、これまで見てきた姿のどれとも違っていて、なんだか応援している方までも誇らしい気持ちになれるような気がしました。『自分が応援してきた人はこんなにカッコいいんだよ、こんなに素敵なんだよ』と思わせてくれるような姿でそこに立っていました。きっと初日だけではなくて、これからその姿を見る人にそう思わせてくれるんだろうなというような姿で。

とまあ長々と書いたのですが、とにもかくにもかおるくん初日そして二日目本当にお疲れさまでした!!たくさん直さなくちゃいけないところもあるだろうし、もっともっと良くなるであろうところもあるだろうけれど、あの姿を目に焼き付けられたことは本当に誇らしいです。千秋楽までケガなく、最後の瞬間まであの役を演じきれますよう!

夏のはじまりの三連休の思い出話

三連休が終わりますね、こんばんはわたしです。おれサマーと劇プレのイベントに行って来たのですが、もう本当にめちゃくちゃ楽しかったのでしばらく仕事がんばれるーーーがんばろうーーー!!っていう気分です。そんなわけで特に頼まれてもないけど明日から頑張るための備忘録です。木曜あたりの自分へ、今日のわたしはめちゃくちゃ楽しかったのでその気持ちを思い出せ。がんばれ。

おれサマー…朝5時起きで新宿発のバスに乗り、寝たり起きたりしながら着いたら全然知らなかったけどバス乗車特典でファストパスもらったのですい~と買い物して、ギリギリまで涼しいところで粘ってました。いのちは!だいじ!!そして一番に出てきた我らがディアドリ!!いやもうほんと、もうちょっと涼しそうなお衣裳なかった??と思わんでもないけどあれこそがディアドリの神髄だし制服だもんな!と思わずにはいられなかった…うちの子たちカッコよかったでしょう…??ってすごい自慢して回りたかったです。生バンド従えて歌うディアドリは本当にきらっきらしてて、突き抜けるような青空の下で汗だくになりながら踊ってる姿がとてもカッコよくて、心の底から『あーーー応援してきてよかった!!!』と思えました。MCも順当というか、『天宮奏こと~』がなくて『赤担当の~』になってたんだけど、そういうところがわたしはとても好きで。ああいうところでそういう『知ってる人は知ってる』ことを出してしまうと疎外感というかヘタすると身内ノリになってしまうから、個人的にはあんまり好きじゃなくて。だからANIMAX MUSIXの時もそうだったけど『(色)担当の~』って言って、目の前にいる人とイコールにさせて視覚と結び付けさせる、ってのはいいよなあと思います。それこそが『担当カラーを持つ強み』でもあると思う。

そして真夏色ダイアリー!!やっぱりやったーーー!!!とめちゃくちゃテンション上がったんですけど、しかし!!新曲を!!ここで!!!wwwwwとめっちゃ笑いました。一緒に行った友人は初期から一緒にいるのにここ数回ラジオを聞いていなかったので『えっ!?何!?』と慌ててました。そりゃそうだよね!笑 イントロの振付がもーーー本当にハチャメチャにかわいくて!!あの…なんていうの…ブンブン!ってバイクノリのマネする時みたいな手の振りみたいな感じ…の後にチャチャッ!ってハンドクラップ煽るのほんとずるい……好き…。そしてただタオルを回すだけではない、『タオルを振付の道具として使って』ぶんぶん振り回してるのがディアドリらしくていいなあと思いました。ほんっと君たち一筋縄ではいかせてくれないな!!笑

MCでもホストのみなさまが可愛がってくださって、なんかもう本当に『愛されてる感』がひしひしと伝わってきて嬉しかったです。特に小野Dね…『小野DのDはDearDreamのDだから!』って言ってくださってありがとう、DGS聞いてます…(特に関係ない)当日はとにかくトミーが絶好調で、MCでも『日焼け止め塗ったかーーー!!俺も塗ったーーー!!』(そーまくん『SPF50だーーー!』ミゾタク『やめてやめて!そういうグループだと思われるから!』と続く)と謎に煽ったりとにかく終始ボケが冴えてて、ホストのみなさまに『黄色い子、発言が黄色っぽいんだよなあww』とイジられてて本当に…本当によかったね…!!と完全に親気分になりました。いつものことです。Wマサキはいつものようにファンサ大放出サービスで、本当に視野が広いなあと思いながら見ていました。二人ともずっとニコニコしてて楽しいんだねえ…よかったねえ……と…。

アンコールで歌ってる時も寺島さんとか豊永さんとハイタッチしたりお礼し合ったりしてて、ああなんかよかったねえとものすごく嬉しくなってしまったんですよね。わたし常々ディアドリはドリフェス!という枠の中だけで大きくなってほしくはないと思っているんです。あんまりうまく伝えられないんですけど、ディアドリの現場で盛り上げるのはファンしかいないからそんなに難しいことではなくて、でも、こういうフェス的な『外現場』だと自分たちのことを知らない人たちもいっぱいいて、その中でどれだけインパクトを与えられるか、「ディアドリーム?いいね!」と思ってもらえるかが大切だと思っていて。それは、見ている人たちにももちろんそうだし、一緒に共演する人たちにもそうだと思うんです。だから、今回みたいな大きなところであれだけ『よかったよ!』って言ってもらえたのも、ホストのみなさんやバンドさん、他のゲストの方々に可愛がられている様子が伝わってきたのも、何だか本当に嬉しかったです。自分の好きな人たちを好きになってもらえるのって嬉しいなあ、と思いました。最後の花火含めて、野外いいな~~気持ちいいな~~!!と思ったのでいつかディアドリも野外でやってほしいな~!ドームの次は野外!

劇プレイベント…楽しすぎて約2時間の公演の間ずっと口開けてげらげら笑ってました。劇プレはずっと行きたい行きたいと思いながらリサウンドも年末の公演も行けずじまいだったので去年のイベント以来だったんですが、1年かけて少しずつ知ってきたからか去年よりずっとずっと楽しくて!そして劇プレのみなさんはきっと『誰かを楽しませたい』という思いがすごく強くある方たちなんだろうなあ、と強く思いました。たくさんの色んなタイプの方がいて、イケメン枠とかダンス枠とかラッパーとかバンドマンとか見ていて飽きないというか、『それぞれが自分の得意なことを持ち寄ってる』という感じと『たくさんの力で成り立ってる』という感じがばしばし伝わってくるというか。上下関係はあれど、それが『変な上下関係』じゃないというのがすごく見ていていいなあ、男性だけの劇団ならではっぽいなあ、とふっと思いました。

いやーーーしかし『劇団』のイベントで生バンド従えてあんなに歌って踊って、ってするのもすごいし、クオリティがちゃんとしてるってのもすごいなと思いました。めっちゃうまい!全員ピッタリ揃ってる!ってわけじゃないけど、見てられないクオリティの人は一人もいないし、手を抜いてる人も一人もいない。みんなプライドと自信を持ってがっつりやってるんだなってのが舞台上からイヤってほどに伝わってくるのが最高でした。そしてコントもがっつりやるのがもう本当に最高で…。我が家のレッドちゃん(センター)の女装姿と下ネタが見れるのは劇プレだけ!!!最高超えてた!!あと個人的にとっても好きだなあと思ったのが、なんだろうな、『斜に構えてる人』がいない感じでした。あの人数いると一人くらい恥ずかしがったりとか振りきれない人がいてもおかしくないんだろうなあと思うんだけど全然そんな人がいなくて全員めちゃくちゃ振りきってるのがすごくいいなあって…。失礼かもしれないけど風間さんとか健太さんとか、なんとなくそういうことを率先してしなさそうにも思えてて(※個人の勝手な印象です)だから今日のコントで『宝塚の受験生』と『新宿二丁目オカマバーのママ(めっちゃダミ声)』やったの本当に腹抱えて笑いました。どっちも思い出し笑いがひどいwww特に宝塚ネタにめちゃくちゃ弱いので『五番下がります!』『五番黙ります!』を未だに引きずって笑っている。

そしてそーまくんとまさきくんですが、ディアドリでは絶対に見せないような一面を存分に発揮してて(※主にそーまくんが)いやーーーー、君らは本当にいいホームを持ったねえ!!となんだか上目線で嬉しくなりました。そーまくんのひっどい下ネタよかったよ!!乳首の話はディアドリの現場でしちゃダメだぞ!!処理してくれる子がいないからな!!!でも女装はどんどんやってほしいです。クオリティの低い女装でも高い女装でもいい。でもどうせならいっそ琢子くらいのクオリティでやってほしい。まさきくんは、ちょうど自分の立ち位置がまさきくんの立ち位置に重なることが多くてしかもかなり席が前の方だったので1曲目始まった瞬間『あっこれだめだ死んだわ』となりました。今のビジュアルがこれまでで一番ってくらい好きなのであんな姿でばしばし踊られてあまつさえファンサもらった(と言い張る)とかわたし明日辺り死ぬんじゃないかな。これは完全に推しの贔屓目入ってるんですがまさきくんコントの中で唯一ケガしなかったんじゃないかな!?と思うんですけどどうですかね…笑 あとあの謎のラッパーキャラすごい好きなんですけど……。

そーまくんとまさきくんについては、なんというか、ずっと去年あたりから『ディアドリの活動に時間を多くを割いていて劇団の活動にあまり参加できていないことを彼らはどう思ってるのかな?』と心のどこかに引っかかってた部分があったんですけど、今日の彼らを見てるとそれはまったくの杞憂だったんだなあと思いました。ダンスも歌もトークも一瞬たりとも目が離せないくらいで、その表情があまりにも生き生きとしていてなんだか泣きたくなった。劇団とディアドリとどっちがいい?とかじゃなくて、『どっちも彼らにとっては間違いなくホームなんだな』ってのがすごく伝わってきたというか。これは勝手な想像だけど、ディアドリの活動で身に付けたものは確実に劇プレでの活動にも還元されてると思ったし、逆に劇プレの活動で身に付いたものはこの後きっとディアドリとしての活動にも絶対に還元されるんだろうなあと確信のように思いました。この初夏から夏にかけては5人全員がドリフェスの『外』の仕事を経験していて、それが全部終わってまた5人で集まった時に大きく進化する瞬間が絶対に訪れるんだろうなあ。それを『進化』と思えるためには、『今』を知らないと比較しようがないんですよね、だからこそ『今』の彼らを見ていられることが幸せだと思うし、彼らを応援する選択をした自分は間違ってなかったんだ!ってちょっとだけ誇りに思えます。

はーー、一気に書いてしまったので勢いしかない。いつも勢いで書いているけども今回はそれに拍車がかかっています。笑 夏のはじまりに楽しい現場を体験できて本当にめちゃくちゃ最高でした!参加されたみなさまも本当にお疲れさまでした~!!

おれサマーに向けてディアドリを全力でプレゼンしてみた話

週末におれサマーが迫ってきていて浮かれ気分のわたしですこんばんは!個人的にも夏フェスが初めてなので日焼けと熱中症対策に忙しい。特にここ何年か熱中症になりかけているのでまじで気を付けますね…はい…。

さて、この度彼らがおれサマー&おれパラに初めてお邪魔するということで『もしかしなくてもディアドリのことを知らない方もたくさんいらっしゃるのでは…?』と思いつき、こんなプレゼン記事をしたためるに至りました。可能な限り彼らの人となりを分かりやすく、そして興味を持っていただけるように書いたつもりなので、少しでも『お?』と思ったらぜひ曲を聞いてもらえると嬉しいです…。あとできるだけ主観は取り除いて書こうとしましたが全然無理でした。2秒で諦めた。そんなわけで以下、ディアドリーマーがお送りいたしますディアドリプレゼン記事です。

【そもそも彼らは誰なのか】DearDream(ディアドリーム)といいます。「2.5次元アイドル応援プロジェクト ドリフェス!」のメンバーとしてアニメやアプリ、コンサートから握手会まで次元の壁を行ったり来たりしながら活動している男性5人組です。というか意図的に次元の壁を壊している感があります。「2.5次元アイドル応援PRJとは何ぞや」と思った皆様ご安心ください、ディアドリーマー(ファンのこと)もあんまりよく分かってないというかあんまり気にしたことありません。元々はアミューズに所属している俳優さんがほとんどです(1人だけこのPRJのためのオーディションで合格した子がいます)結成は2015年初秋と、名実ともに『若い』グループです。略称は『ディアドリ』で、3次元のメンバーのことは『リアドリ』と呼ぶことが多いです(このブログでも意識的に使い分けています)今回は出ませんが、ライバルユニットであるところの『KUROFUNE(クロフネ)』というタイプが真逆の2人組ユニットもいます。こちらも本当に最高超えてるのでよければggってみてください。即位する人と開国する人がいます。

石原壮馬(いしはらそうま)…赤担当。アニメでは天宮奏の声を担当しています。ディアドリ・リアドリのセンターで、グループ内では末っ子ですがとてもしっかりしている芯のある人です。よく先輩たちに『目がキラキラしている』と言われます。ツイートが色々とシュールです。個人的に一番好きなツイートはこれです。

『世の中にこんなことする人いる?』とお思いになるかもしれませんが本当なんです……応援して、彼の人となりを見ていると(ああ本当だわ…)と思わざるを得ません。あとなぜか他のメンバーの写真に写っている時のポーズが大体変です。元陸上部で足が速いそうです。熊本出身で、劇団プレステージという事務所内の劇団にも所属しています。8月から本公演です。TVKの猫のひたいほどワイドに月曜ブルーとして出演しており、そちらのレポートもなかなかどうしてシュールで面白いです。この番組に出てから飛躍的にMCがうまくなりました。顔が小さくて目がとても大きいので遠くから見ても美形だと分かるし近くで見るとビビる通り越して若干引きます(美しすぎて)。朴訥とした言葉で話すけれど本当に真摯に言葉を紡ぐ、誰からも愛される我が家自慢のセンターです。

溝口琢矢(みぞぐちたくや)…青担当。センターの左隣で、及川慎くんの声を担当しています。及川慎くんはどちらかというと寡黙で冷静なキャラクター(だがボケでもある)ですが、ミゾタク(彼の愛称)は自他ともに認めるおしゃべりマシーンです。5月の1stLiveでは『アミューズのおしゃべりクソ野郎』と自分で言って(ファンも気遣って言わなかったのに…)という遠慮を土足で笑顔で踏み越えていきました。

 はい、自他ともに認めるお喋りです。仮面ライダーゴーストに出ていました。シブヤくんだよ!リアドリの中では彼だけ飛び抜けて芸歴が長く、連ドラや大河にも出演経験があります。ダンスがとても上手で、ギャップが恐ろしいほどです。感情の振れ幅があまり大きくない(いつもニコニコしている)ので、不意にくしゃっと崩れた顔を見せられるとギャーン!!となります。私が。リアドリの中ではまとめ役で、お母さんのような存在とメンバーからも評されています。後述のトミーとは高校のリアル同級生です。最近このリアル同級生が互いにデレ始めています。後述のかおるくんのことが愛おしくて仕方ないのか時に辛辣な言葉でちょっかいをかけますがそれがまた可愛いと評判です。私の中で。

富田健太郎(とみたけんたろう)…黄色担当。佐々木純哉の声を担当しています。純哉くんはディアドリのリーダーですがトミー(彼の愛称)もリアドリではリーダー的な役割を担うことがままあります。が、基本的に彼はボケです。めちゃくちゃボケたがります。『ここでそれぶっ込んでいく!?』というタイミングでも果敢に突っ込んでいく勇気があるのでもしかしたら心臓に毛が生えているかもしれない。とてもきれいな顔をしていますがTwitterで変顔したり顔に落書きした写真をUPしたりしておまえ…!ってなります。天パです。

これは変顔ではありませんがどうしてこうなった??と聞かざるを得ない写真です。どうしてこうなった。『トミー』という愛称を気に入っているようで、自己紹介でよく『トミーだよ!』と言っています。なのでもしおれサマーで『トミーだよ!』と言ったら『トミー!!』と返してあげてください。きっとトミー大喜びです。(トミーのゲシュタルト崩壊)料理がとても得意で、海老のビスクを作れるそうです。ブラコン舞台や炎ミラ舞台など2.5次元舞台にもちょこちょこ出ていて、この夏からはボールルームへ~のアニメでドリフェス以外のアニメ声優に初挑戦しています。ただ意外と人見知りなところもあるようで先日のニコ生ではのぶくんとあやねるさんに『アフレコ現場で喋らない』というところを暴露されていました。かわいい。

太田将煕(おおたまさき)…緑担当。この~木何の木~?\片桐いつき~!/の声を担当しています。おれサマーではやらない可能性の方が高いのですが、もし自己紹介の時に『この~木何の木~?』と聞かれたら『片桐いつき~~!!!』と答えてやってもらえると喜びます…私が…(※推しです)リアドリ・ディアドリともに一番の高身長です。一番右端にいます。見た目がちょっとした美少女です。

おかしい。わたしは女子アイドルのTwitterをフォローした記憶はない。映ってるとおりカメラが好きです(リアドリは5人中4人がカメラ好きです)リアドリ内では最年長ですがポンコt天然ボケエピソードが多すぎて最近はとうとう『人類の末っ子』と周りから呼ばれるようになりました。しかしとても努力家で、アニメのお仕事が決まった時にはFreeやBプロを視聴し、そしてアイドルとしての振る舞いを学ぶために某セクシーなゾーンのケンティー先輩をお手本にしていると公言しています。そのせいかやたら舞台上で投げキッスをします。そしてファンサが大得意です。手で目の上にひさしを作って影にしてでも自分のファンに手を振ってくれます。さすがケンティー先輩を参考にしているだけある。そーまくん同様、劇団プレステージに所属しています。元々ダンスが好きなのもあり、リアドリの中では1・2を争うダンスマシーンです。One Directionが大好きです。Katy PerryもJustin Bieberも好きでなんかいっそ安心するラインナップです。

正木郁(まさきかおる)…薄紫担当。沢村千弦(チヅ)の声を担当しています。紫じゃなくて『薄紫』なところがミソなのでどうぞよろしくお願いいたします。チヅも大概不思議ちゃんですがかおるくんもなかなかの不思議なところがあります。具体的に言うとお腹が減らないそうですしそれは『設定とかじゃない』そうです。「設定」とか言っちゃうところがかわいい。太田くんと名前がかぶるので『Wマサキ』と呼ばれていて、いつきとチヅも作中では幼なじみという設定があるので2人のユニット曲も数曲あります。ちなみにWマサキは2人とも踊れる子たちなのでかなりガツガツ踊ります。かわいいです。リアドリみんなすごく素敵なんですが、彼もまたとてもいい子です。

個人ブログを持っていないので時々こうやってスクショしてUPしてくれます。リアドリの中では一番発信力と語彙力、表現力に長けていると個人的に思います。とても涙もろいですが、最近はそれを隠すようにして頑張って笑おうとしていることが増えました。それがまた涙腺を刺激すると話題です。前述の『このPRJのためのオーディションで合格した』のは彼のことで、ドリフェスPRJスタートの時点では芸能活動の経験もない『素人』と公言されていましたが、今ではそんなそぶりを微塵も見せないくらいにダンスもトークも声の演技も上達しました。元々歌が好きというのを自分でも言っていて、歌唱力には定評があります。生歌も大得意です。あと芸能活動を始める前からアニメは好きだったそうで好きなアニソンにKのキャラソンを挙げたこともあります。つよい。この夏ディアドリーマー待望の初舞台を踏むことになっており、その稽古ツイートをファンがにこやかに見守るという父母会のような様相を呈しています。

【歌について】これまでにシングルを2枚、アルバムを1枚、ミニアルバムを2枚出しています。ミニアルバムはどちらかというと2次元(=キャラ)名義、アルバムは3次元(=リアドリ)名義です。とはいえこのPRJに次元の概念とかあんまり無いので一旦忘れてもらって構いません。ここでは、おれサマーの舞台でたぶん歌うだろうという曲と歌わないかもしれないけど知っておくと楽しい曲とただわたしがPVを見てほしい曲を挙げておきます。

多分やるだろう曲1:PLEASURE FLAG(プレフラ)…昨秋のアニメ1期のOPにもなっており、ANIMAX MUSIXや色んな所でも名刺のように歌っていたのでもしかしたら聞いていただいたこともあるかもしれません。サビのか~か~げ~ようプレージャーフラーッグ!の後に『ヘーイ!!』と言っていただけるととても楽しいと思います。あとサビでぐるぐると大きく腕を回してもらえるともっと楽しいと思います。とりあえずとても顔がいいMVを見てくれ。

多分やるだろう曲2:シンアイなる夢へ!…こちらはアニメ1期のEDでした。プレフラで始まり、途中に数曲挟んでシンアイで〆る、という流れが多かったので今回ももしかしたらそうなんじゃないかな?と思います。このMVには映ってないんですが『シンアイな~る~♪』というサビのところの振付がめちゃくちゃかわいい上に見たら一発で覚えられる簡単なフリなのでよければマネしてください。あとこのMV本当に最高かわいいハッピーが詰まっているので合わせてよろしくお願いいたします。絶賛発売中の1stブルーレイ『Welcome to D-Four Production』にはメイキングも入っていますのでよろしくお願いいたします。

やる確率は限りなく低いけど覚えてると楽しい曲:NEW STAR EVOLUTION(ニュースター)…記念すべきデビューシングルです。去年の3月発売だったのですがこのMVを見てからプレフラのMVを見るとダンスとビジュアルの垢抜け方が圧倒的だということを…お分かりいただけるだろうか…。もしこの曲歌ったら『駆け抜けろ~ヒカリのFIVE!WOW!』と歌った後に『WOW!』と、その後の『Can't stop melody!』と歌った後に『HEY!』とレスポンスするととても楽しいです。大体本人たちがめちゃくちゃ笑顔になってくれます。

多分やらないけどMVがとにかくかわいいので見てくれ曲:Real Dream!…タイトルそのままです。ただただ見てくれ。頼むから見てくれ。全世界中のかわいいが詰まっている。全員ビジュアルが最高オブザイヤーの時に撮ったMVなのでもう国宝にするしかないと思っている。あとサビのところで着ているお揃いの燕尾服の衣装が本当に最高なのでこれでおれサマーに出てきたらわたしが大喜びしますが暑いので120%無いだろうなとも思っています。そりゃ仕方ねえや!!ただこのMVはかわいいので本当に見てください。頼む。頼み込む。

どの曲もやらないだろうけどコメントだけ見てくれ:BEST☆★PARTNER…前述の『ミゾタクとトミーがリアルに高校時代同級生だった』ということを頭に入れたうえで流れてくるコメントを読んでください。もうそれ以上は何も言うまい。

あとはフルアルバムの「Real Dream」に入っている「MAY BE, LADY!」と「Special Yell!」という曲が最高に夏曲なのですが音源がないのでiTunesで試聴してみてください。メビレなんて『夏』というワードはどこにも出てこないのに勝手に夏曲!夏曲!とわたしが言いはってるだけってところあるけど…。

Real Dream

Real Dream

  • DearDream
  • アニメ
  • ¥2100

あとはここ最近のラジオで何回か流れた『真夏色ダイアリー』という曲が確実に今年の夏の新曲かつぜってーーーーーーやるだろ!この曲!って感じなんですけど再配信もないしもちろん音源化もしていないためほぼ初聴きの方が多いんじゃないかと思うのですがとりあえずタオル回しておけばどうにかなりそうな気がします(雑)

そんな感じで、だいぶざっくり&駆け足でのプレゼンでしたがほんの少しでも彼らの人となりとか曲とかが分かっていただけたら本当に嬉しいです……。5人とも本当に『好青年』という言葉がピッタリの気持ちのいい爽やかな子たちなんです、そしてTwitter上で繰り広げられる会話のかわいさにも「はーーーー好き」となることがままあるのでよければぜひリストにでも入れて見てみてください…8月からはアニメ2期もあるし、曲が気になったらアプリもあるし、プリパラやアイカツがお好きならDCDもあるよ!中の人たちも8月に舞台出るよ!応援の入り口がたくさんあるのがドリフェスです!お邪魔します、よろしくお願いいたします!!

オーバーリング・ギフトの話

こんばんは、大の友人の結婚式に呼ばれて爆笑して帰ってきたわたしです。オタクの友人なんですけど、あちこちに爆笑ポイントが仕込まれていてまじで最高だったし『自分がもし結婚式挙げたら絶対メビレ流してやっからな…!!』と固く心に誓いました。いつになるかなんてそんなことは聞いてはいけません。

さて、そんな爆笑結婚式の数週前に『オーバーリング・ギフト』を見てきました。渋谷クロスシアター、こぢんまりしてるけど距離が近くて熱さが伝わってくるすごくいい劇場だな~と思ったし、役者さんたちも楽しそうに演じられていて面白い舞台でした。全部が全部評価できる!というわけじゃないんだけど、でもそれを補って余りある勢いがあったなあと思います。というわけで下記主観にまみれた感想です、ドンドコネタバレしておりますのでお気を付けください~!

【アスター】彼は、それまで『恵まれた』ところにいたのだと思います。自分が愛情をもらって生きてきたということを信じて疑わないから、リングを差し出してトトイを助けた。その後父親に見放されるというのはアスターの誤算だったかもしれないけれど、『人を助けるためにリングを差し出せる』ほどの愛情を受けて生きてきたのは事実なんじゃないだろうか。そして、それが当たり前だと思っていたからこそ『父親(=愛)に見放された』と感じてショックを受けたんじゃないかと思います。実際に彼の父親が欲しかったのは、作中でも彼が気付いていた通り『アスター』という人格ではなく『優秀な息子』だったのだろうけれど。わたしの目から見た彼は『向こう見ずのボンボン』という印象がどうも拭えなくて、トトイを助けるためにリングを差し出したのも、カゲツの父親のためにお金を工面すると決めたのも、理由より衝動が先んじて動いているように見えました。それがいいかどうかは別として。そして、その結果が良くも悪くもロストの世界を動かしていく。彼は、こういった話の主人公にしては珍しく絶対的な力も、強力なリーダーシップも持っていません。逆に、ずいぶん長いことロストになったことに対していじけていたり、衝動的に何度も動いたりと、なかなか共感しづらい点も描かれたんじゃないかなと思います。ただそれは、彼がずっとオーバーだったことの証なんだんだろうな。必死にならなくても生きていける、それこそ彼が持っていたリングは特別いいものだったからなおさらそれまで苦労もしていなかったんじゃないかと推測される。いい意味で『いいとこのお坊ちゃん』という感じが終始出ていて、だからこそ彼らが最後に下した『壁の外に出る』という大きな決意がより意味のあるものに見えてくる気がします。『ロストが外に出たら苦労するだろう』という未来が見えていなさそうなところも含めて、すごく一貫して作られたキャラクターなんだろうな、というのが見えました。

【トトイ】『真っすぐで素直』という点ではとてもアスターと似ていて、その発露の仕方が真逆に描かれていたキャラクターだなあと思いました。ルージュちゃんと同い年くらいなんだろうけれどトトイの方が気持ち幼く描かれていて、それがすごくいい対比になっていて。いやごめんしかしとにかく『ミゾタクかわいい……ミゾタクすごい……』という視点でしか見てなかったのでアレです、ちゃんとした感想が出てこない(最低)しかし、パンフレットにも近しいことが書いてあったけど、彼はこの作品の中で唯一『希望にあふれた』子で、ただ良くも悪くもそれが仇となっていることは否めなかったなあ、と思います。アスターともども、まっすぐが故に傷ついてしまう子。リングを売りに来たカゲツを止めるアスターの姿や言葉に傷ついたのは、自分を救ってくれたアスターが『後悔していること』を知ったからなのかなと思うし、けれどそれをアスター本人の前で出さないところにそのやさしさが見える気がします。いやしかし本当にかわいかったんだ…ぴょんぴょん跳ねたり、動きが一つ一つ軽快だったり、ミゾタクの持ち味がすごく生きている感じがしてとてもよかった…かわいかった…。

【ルージュ】誤解を恐れずに言えば、この話で一番悲しい思いをしたのはルージュなんじゃないかなと思います。元々ツンツンしている、素直になれない性格なんだろうなあというのは分かるけれど、それを少しでも変えてトトイに向き合おうとした瞬間に強制的に別れさせられてしまうという、分かりやすく悲しい目に合ってしまう女の子。少なからず『アスターさえいなければこんなことには』という思いが彼女の中にあったんじゃないかなと思うんだけど、そこから彼女がアスターに心を開こうとする瞬間はあるのだろうか…。ただ、アスターが『家族』になって、トトイの興味、視点がアスターに向いて、ある種『自分の目の届かないところに行ってしまった』からこそ自分がトトイを好きだということ、大切に思っていることに気付けたんだろうなとも思います。しかしルージュかわいかった…カカア天下というか、気の強い女の子に振り回される男の子という構図がめちゃくちゃ好きなので最高に滾りました。願わくば壁の外で新しい生活を一緒に歩み始めるトトイとルージュの話が見たかったよ……。

【カゲツ】ミロコの言ってた『トトイが赤ちゃんの時に、同い年くらいの子供をオーバーに売った』という子供がカゲツなんじゃないかなってずっと思ってるんですよね…。トトイと血がつながってるとかではなくて、ミロコが『売った』子。そして、カゲツはそれを知っていてなお自分を育ててくれた父親を助けたいと思っているんじゃないかなあ、と。そう思う理由は二つあって、ひとつはアスターに『リングを売るのはやめろ、売った金で父親が治ったとしても、リングのないお前なんてすぐに捨てられる』というアスターの言葉を頑なに聞き入れなかったこと。そんな具体的な未来の可能性を出されているにもかかわらず父親を助けたいと思っているのは、これは二つ目に繋がるんですが、『人を愛する力を持っているから』なんじゃないかなあ、と思うのです。それがどういうことかというと、物語の最後でアスターが語った『ロストの能力は、人を愛するということだ』というところに繋がるんじゃないかなと思うのです。『ロストの能力は人を愛すること』という言葉だけ聞くとあまりにも定義が広いように聞こえるんだけど、わたしは『無償の愛を注げること』だと解釈していて、それでいうとあの作品の中でそれをとてもよく体現していたのがミロコとトトイとカゲツなんじゃないかなと思って……とここまで書いて『あれ…?』となりました、あれっ…? そしてトミー、これまで見てきた役とはまた全然違う『少年』の役でめちゃくちゃよかった…!!なんやろ、あんなに素直に『迷い』の感情を出す役って大山くん(俺と世界)以来くらいで、でもまたそれとも違くて、って感じだったな~すごくよかった…。

【大人組】ひとまとめにすんなやって話なんですけどすみません!まずはミロコさん、ミロコさんのひとり両親力がすごかった……。ゆいかちゃんと12~3歳くらいしか離れてないはずなのに本当に父娘みたいですごくかわいかったしお父さん感が溢れていた。そしてトトイを亡くした後に自分が悪いと責めるアスターの頬を両手で包むミロコさんのお母さんみったらありゃしない…。あとミロコさんがトトイの亡骸をお姫様抱っこして連れて行く後ろ姿がすごく最高であった。加藤さん、めちゃくちゃいい役者さんだよなあとしみじみ思いました。まず歌がうまい。びびる。ここはディズニーかもしくは劇団四季か?帝劇か?ってなる。わたし普段ミュージカルをそんなに見るわけじゃないので詳しくはないんですが、1人だけ佇まいが明らかに違ったんですよね、発声量やビブラートの効かせ方がすごかった。そしてそれに肩を並べる百花さん……百花さん本当に歌がうまかった……(頭の悪い感想)なんやろ、事前のTwitterやインスタで見てる時は普通にスルーしてたんですけど、舞台上の衣装とあの髪型がドストライク過ぎてうわめっちゃ好き…(好き…)ってなりました。そしてトトイを亡くして、取り乱したみたいにアスターを責めようとしたルージュを抱き止めたあの姿がめちゃくちゃよかった…!!!ミロコもお母さん感があったけど、咲耶さんも『お母さん』と『大人の女性』を持ち合わせていてすごく凛としたきれいな方だなあと思いました。最高だった。だからこそイラッシュとのあれこれをもっと掘り下げてほしかったなあと残念に思います。わざと抑え目にしているのかな?というところもあるけれど、なんかな~~イラッシュが咲耶さんとどんな風に別れて、そこからどんな思いでああいう決断に至ったかをもっと細かく掘り下げてくれたらもうちょっと感情移入できたんじゃないかなとも思うなあ。

【全体として】ミロコの前でアスターが泣くシーン辺りまでものすごく良かっただけに、最後でちょっと失速してしまった感が否めないのがめちゃくちゃもったいない~!!と思ってしまいました…。アスターが言う『人を愛するのがロストに与えられた能力』っていうところがどうも唐突というか、そこを無理に定義づけしなくてもよかったんじゃないかなあと思ってしまったというか…。だとしたら咲耶さんを好きになってしまったイラッシュは?だし、父親を大切に思う(=愛する力のある)カゲツは?になってしまう気がして。もちろんその辺りの『空白』がミソなのかもしれないけれど、敢えてそこに『定義』を与えなくてもよかったのかなあ、うーーんと思ってしまったというか…。その辺り、ちょっともったいなかったかなあ。役者さんの力に助けられたところがあったのかな、と思います。これが次の話に繋がる伏線だとしたらすごいなあ、めちゃくちゃ最高だなあと思うんだけどもね!ただ、ミュージカルとしてはすごく完成度が高くて素敵だったし、当然だけど音楽も素晴らしかったし、自分が好きな小劇団ぽさもあって『熱』がすごく伝わってくる舞台だったなあと思いました。セットとか小道具も過剰に費用が掛かってる感じもしなかったし、ちゃんと『自分たちの手で作ってる舞台』というのが伝わってきてとても楽しかったです。こういうのをできる、させてもらえるのがアミューズの強みでもあるんだよなあと思いました、チャレンジさせてもらえる土壌があるのってやっぱりすごく大きいよなあ。というわけで、本当に皆様お疲れさまでした!

『彼』が『彼』と出会った理由の話

夏になってきたのでごはん代わりにミゾタクに負けないぐらいアイスを食べているわたしですこんばんは。学生時代は『夏バテなんて言葉わたしの辞書にない』とか言いながらBBQするような人間だったのに大人になったら毎年夏バテする人間になりました。これが…退化…...!さて、今回もお題をいただきましたありがとうございます!

何故このキャラをこの役者が演じることになったのか? 海さんはどう考えますか?

わたしは『与えられたものを特に疑いなく受け入れる』タイプの人間なのであんまりこういうことを考えたことがなかったのですが笑、確かにどうして彼らが『彼ら』に出会ったのかな、ということを考えるとやっぱり興味深いし、気になるなあと思いました。色々と書き連ねてみる中で自分の知っている情報だけで書くと認識のズレが発生するかもしれないのですが、という前置きがあった上で読んでいただけると嬉しいです。

オーディションが一昨年の夏に行われたというのはあちこちの情報で既に出ていて、なおかつ『オーディションであった』ということも本人たちが言っていますが、『役ありき』だったのかそうでなかったのかは覚えている限りでは明言されたことがなかったと思います。さらに、『○○役でオーディションを受けた』という内容のことも聞いたことがない。なのであくまでも想像ですが、私は『ある程度絞ってから、それぞれの役に当てはめる形で選出した』のではないかなと思います。絞るというのは3次元的な意味で、ビジュアル、ダンス、歌、あとは年齢のバランスだったり身長のバランスだったり。そこで少なくともリアドリを構成する5人が決まって、それぞれの役に当てはめていったんじゃないかなあ、と思います。

ここで一つ気になったのは、かおるくんが選出された一般向けのオーディションの要項では『複数名募集』という記載があったことです。ということはつまり、いい逸材がいればそこから複数人リアドリに選出されていたかもしれないということであって、必ずしも事務所内からも選出されると決まっていたわけじゃなかったのかもしれないんですよね。ここに気付くまで、何となくだけど私は『一般向けからのオーディションからは元々1人だけ採用するつもりだったのかな~』と思ってたんですが意外とそうでもなかったらしい。ただ、かおるくんが1人ラジオ回で言ってるのを聞く限りでは最終選考に残ったのは4人だったそうなので、選考の段階である程度絞って、採るとしても2人くらいだったのかなあとか推測しています。そう考えると、本当に今のリアドリって奇跡的な確率で組み合わさってるんだな...。

そしてリアドリがどのようにディアドリに決まっていったか、というところですが、まずは『キャラクターにあった声質かどうか』を一番に見たんだろうなあ、と思います。極論だけど、チヅみたいな天真爛漫なキャラクターを慎さまのような低い声で演じるのでは全然印象が違うし。その辺りは監督や加藤さんも含めて『どんなアニメに、どんなキャラクターにしたいのか』という考えのもとで決まって行ったんじゃないかなあと思います。とは言え、一定まで人数が絞られた中で『○○役の候補として選考に残す』というのはある程度考慮されてたんじゃないかな。

あとは、これはかなりの推測になるけれど、アニメありきで考えられていたのだとしたら、『その役を演じ切れるかどうか』を見られていたんじゃないかな、とも思います。特に純哉くんと奏。奏はまあ言わずもがなとして、純哉くんはその奏に突っかかっていったりぶつかったり、けれど時には背中を押したりするというある種一番近いところにいる人で、その分自然とセリフだったり求められる演技のバリエーションが多くなる。さらに、10話では自分自身が迷うという、本当に求められる『幅』が広い役だったんですよね。じゃあ他の3人がそうではなかったかというと決してそんなことはなくて、全員が全員何かに悩んで、立ち止まって、もがく姿がアニメでは描かれていた。それを演技だけではなくて、変な言い方をすれば『自分と同一化させられる』かどうか、というところまで見られて考えていたんじゃないかな、と思います。

ここで一つ掘り下げたいのは、『奏』という役です。奏は、三神さんにスカウトされたことで1人だけ遅れて事務所に入る、ある意味ルーキーのような存在です。そしてアニメ1期はその奏が、元々いた慎、純哉、いつき、チヅの背中をそれぞれ押して、一歩踏み出すきっかけを与える話だった。奏自体はそんな大それたことをしようという意図はまったくないけれど、その『まっすぐさ』が周りを動かした、という話だったとも思います。じゃあ、その奏はあの5人の中で誰が演じるべきだったのでしょうか。結論から言えば、誂えたようにも見えるけれど、結果論かもしれないけれど、わたしはやっぱりそーまくん以外に考えられなかったんじゃないだろうかと思います。

ここ何回か同じようなことばかり書いているような気がしますが笑、奏がそーまくんに決まった理由の一つとしては彼の『キャリアの浅さ』が鍵になっていたのではないかとどうしてもわたしは思ってしまいます。オーディションを受けた時点では舞台経験も演技経験もほとんど無くて、それどころか芸能活動を始めたばかりと言ってもおかしくないくらいのキャリアだった。そしてそれが、アニメにおける奏の姿に重なったんじゃないかな、と思うのです。キャリアが浅い、まだまだこれから!という彼だからこそ、周りを感化して少しずつ動かしていく『奏』というキャラクターに当てはまるんじゃないかな、と。奏ほど天真爛漫で元気いっぱい!ってキャラかと言われれば必ずしもそうではないかもしれないけれど、監督や加藤さんが言うところの『オーディションの頃から目をキラキラさせながら踊っていた』というところからすると、逆に奏以外の役は当てはまらないんじゃないかなあ、とすら思います。

そうすると、そこで一つの疑問が浮かんできます。それは『まったく同じ、ともすればそーまくんよりキャリアが浅いかおるくんではダメだったのか』ということです。持論になりますが、わたしはそれではダメだったんだと思うのです。それはなぜか。彼をセンターに、奏に据えてしまうと、『ストーリーが出来過ぎてしまうから』です。確かに、かおるくんを奏役に据えた方がPRJ的には面白かったのかもしれません。ぽんと入ってきたルーキー、センターを、オーディションで選出された芸能活動をまったくやったことのない子が演じる。彼が努力して、成長して、どんどん大きくなっていく姿を目の当たりにすれば、ファンは応援したくなったことでしょう。

じゃあ、そうしてしまった時に起こる弊害は何か。想像できるのは『偏り』です。奏役のあの子、オーディションで選ばれた新人なんだって!という事実が先行してしまう。そうなった時に、このPRJがターゲットとしている20~30代の女性はどう感じるかというと、PRJの狙い通り『頑張ってほしい!』というある種母性本能にも近いような気持ちを持つのではないでしょうか。そうなるとどうなるか。5人いるうちの『1人にだけ』思い入れが偏ってしまう、という事態が起こってしまいかねない。さらに言えば、『何であの子だけスポットが当たるの?』という『1人』以外を応援したい人との間に、場合によっては対立の構図が生まれかねない。それって、『応援』がキーワードになっているこのPRJの趣旨にはちょっとそぐわないんじゃないかな、と思うのです。なんとなくなんですけどドリフェスというPRJを好きな方っていわゆる『箱推し』がとても多いように見えるんですね。それはもちろんリアドリ5人とリアフネ2人の努力の結果だし、彼らの魅力の鏡でもあると思うけど、もし誰か1人が特別なストーリー性を持っていたら、今のような環境にはなかったんじゃないかなあ、と思います。

『応援は公平でならねばならない』と言うつもりは全く無いし、複数人いれば人気が偏ることは時として起こることだということも、スタッフもファンも本人たちも分かっている。けれど、結果論かもしれないけれど、その『偏り』を最初から生み出すような仕組みを作らなかったところが個人的にはすごく好きです。これを書きながらつくづく思ったのだけれど、このPRJはいい意味でとても『フラット』にできているなと思います、誰かが歌う曲だけが飛びぬけて多いとか、ライブやアニメでも誰かの出番だけが多い・少ないというのが無いから(あーーだから今のシャッフルユニット投票制あんまり評判良くないのかな…と今勝手に納得がいってしまった)

とは言え、今の7人のバランスとか2次元・3次元それぞれの役割みたいなものを見てると本当に『なるべくしてなった』役だなあと思います。散々このブログでも言ってるんですが、とにかくどんな組み合わせになっても予想しなかったような化学反応が起きるのが見ていて楽しいしワクワクする。『応援』を主軸に置いたPRJだからこそ応援したくなる、させたくなるような仕掛けがいっぱいあって、次はどうなるんだろう、どんな景色を見せてくれるんだろう、と考えられるのが楽しいなあと思える。ある意味『唯一無二』なPRJだなあ、としみじみ思ったところでこの話を終わります。お題ありがとうございました!

彼の超えてきた二つの『点』の話

ようやっと届いたハンサムを見てあーーー年末最高だったわーーーと思ったり今年も絶対やってほしいし出てほしいと思っている私です。ドリフェスじゃないところの彼らのキラキラ感……すごい……まぶしい…。さてそんなわけで今回もお題をいただきました、どうもありがとうございます!

いつもブログ拝見しております。
早速ですが、質問させて頂きます。
富田君に関して、この作品や、出来事がターニングポイントだったのではないだろうかと思うことがあったら、教えて頂きたいです。
例えばですが、少し前の富田君ってハロウィンで仮装しちゃう感じの男の子だったのに、今はそういう事をしなそうに見えます。
なので、富田くんのファンの方だから感じるものがあったら知りたいと思い質問させて頂きました。

ちょうど今オーバーリングも公演中で、わたしもつい昨日観に行ったんですけどまた新しいところを見せてきたなあと思ったところです。トミーに関しては半年くらいのスパンで『新しい表情』を見せられているような気がするのだけれど、オーバーリングのトミーもまたこれまでとは違っていて、改めてその振れ幅すごいな…と思いながら見ていました。なんだろうか、言うのが難しいけど、彼はとても『いい役者さん』だなあと思います。ハンサムのDVDの最後で泣きそうな顔をしながら『いい役者になることが最大の恩返し』と自分で言っていた、その道をしっかりと歩んでいるんだなあ、となんだかとても嬉しくなりました。

さて、お題で戴いていた『ターニングポイント』でいうとわたしは2つあると思っていて、ひとつは『BROTHERS CONFLICT ON STAGE!(ブラステ)』、もう一つは『ドリフェス!』なのではないかと感じています。とは言え、"ターニングポイント”としていうと多少意味合いが異なっているとも思う。前者は『きっかけ』で、後者は『成長の糧』のようなものなのかな、と。うーーんうまく言えないけど、ブラステに出たことで『見つかった』んじゃないかなと思うんですよね。わたしみたいに、ブラステで初めて彼のことを知ったっていう人が圧倒的に多そうだな、と。そして、そこからドリフェスに行ったことでそれまでとは違う層、例えばアニメやゲームからドリフェスに触れた人たちの層にアプローチをかけて知ってもらったことで、さらに成長したんじゃないかなあと思うのです。

ブラステは、このブログでも何度か書いたことがあるんですが2014年の夏に初演、2015年の春に2と初演の再演、そして昨夏にファイナルを迎えて完結しました。初演からファイナルまでキャストが変わることなく(ファイナルはお一方出演できなかったけど)続いていて、約3年間同じカンパニーで、同じくらいの規模感で続けられたのは彼にとっても大きかったんじゃないかなあと思います。本人も当時のブログに描いていましたが、彼にとって朝日奈風斗という役は『初めて役作りをした役』だったそうで。

わたしは、役作りをするということは『自分ではない誰かを内面化すること』であると思います。内面化するということはその『自分ではない誰か』の思考や行動をミラーリングすることで、そのためには色んなステップを越えていかなければいけない。それが、上のブログにもあるような『作品を片っ端から見たり読んだり聞いたり』することに彼の場合は繋がったんだと思うし、それは間違いではないし、むしろ唯一の正解なのではないかと思います。

ブラコンはアニメ、ビジュアルノベル、CD、ゲームとかなり多メディアに展開していたけれど彼の演じていた風斗というキャラは全メディア共通して設定がまったくブレなかったんですよね。ツンケンしていて分かりにくいけれどとても愛情深い人間で、本当は弟気質があるのに兄たちへの反骨心があるからから素直になれない子。さらに言えばこの風斗という役は原作でも一二を争う人気の高いキャラで、舞台化するという発表があった時点で『風斗は誰がやるのかな』という声が上がっていたくらいでした。いざふたを開けてみたらそれはトミーで、良くも悪くも『知られていない』人だったわけです。これは結果論でしかないけれど、これはものすごくラッキーだったのではないかと私は思うのです。これは私の意見ですが、知名度が高い人はそれなりに『評価』が付いてしまうと思っていて、良くも悪くも『ああ、あの人ね』となることがある。それは役に関わらずで、時によっては『あの人が演るんだったら観に行かなくてもいいかな…』となってしまうことすらある。けれど、ブラステの初演が発表された時に知名度が高かった人って12人の出演者のうち3~4人しかいなかったし、ほぼ初舞台です!みたいな人もトミー含め同じく3~4人くらいいて、なおかつ『2.5次元モノの初演』だったわけで、さらにいえばその主催が原作ありきの2.5次元モノに初めて着手するという、めちゃくちゃバクチの舞台だったのです。

そんな中で、ほとんどが年上だけど年齢が近い人も多い、舞台上全員男性だけ!という現場にポン、とトミーは入った。さらに言えば初演の風斗は結構な『鍵』となる役だった。くらいついて行ったんだろうなあ、と思います。ちょうどその頃高校を卒業した直後で少し自由に動けるようになったタイミングだったろうし、『初めて役作りをした』というだけあってまっすぐに風斗という役に向き合ったんだろうな、と。それが、初演が終わった後からの舞台出演ラッシュにもつながって行ったんじゃないかなと思うし、これはあくまでも予想だけど彼自身が『腹を据える』きっかけにもなったんじゃないかな、と思います。何と言っても、初演の初日が終わった後にTwitterに溢れていた感想がものすごかった。自分のTLと記憶だけがソースなので正確なものをお見せすることができないのですが、『風斗くんがいた』『あの子やばい、すごい』という好意的なものがほとんどでした。彼が悩みながらも向きあった役を大勢の人が高く評価していたし、きっとそれは色々な形で彼には伝わっていたんだと思います。一番強烈に覚えているのは、日替わりEDの風斗回、金曜のソワレだったんですけど当日券抽選に4~50人並んだという話ですかね……どんな大激戦だったんや…と思うけれど、それは多分風斗の人気が高かったこともあるけれど、そのファンの人たちがトミーの演じる風斗を『認めた』からこそなんじゃないかな、とも思います。

そしてそこから深夜高速、ブラステ2と再演、碧旅、十五少年、ミラステ、と濃密に演技をしていく中で発表されたドリフェス!というPRJへの参加。これももう何度もいろんなところで言っているのですが、最初は『なぜ?』という気持ちの方が大きくありました。これまでずっと演技一本でやっていた人がアイドルとは?と思ったことをとても覚えています。けれど、今はまだ仮定というか予想の範疇を出ないけれど、トミーもオーディションを受けていたんじゃないかな、と思うのです。かおるくんが受かったオーディション(外部向け)のものとは別に事務所内のオーディションを設定されていたのは各所の発言で分かっているんですけど、トミーがそれを受けていたという明確なソースを目にしたことがなくて。けれど他の人たちが選ばれている過程を見る限りトミーがご指名だったとはちょっと思えないんだよなーーーということでここら辺は9割方の確信と1割の予想で読み飛ばしてほしいです。笑

でも、オーディションを受けていたっていうのはもちろんスタッフさんの勧めもあるとは思うけれどそこには確かに『自分の意思』があったのだと思うし、もしかするとそこである程度の心づもりはあったんじゃないかな、とも思います。かおるくんが受けてたオーディション要項の中にも『※キャラクターの世界観にあわせた衣装の着用がマストとなります。』と書いてあって、そりゃゲームやアニメのPRJなんだからそうだよな、と思うけれど最初からそれを明言されていたものを『えっ!?知りませんでした!』と言うことはないだろうし。なので、アニメのPRJに参加することも、そこからの仕事が歌やダンスが中心になるだろうことも分かってたんだろうなと今となっては思います。それが本意か不本意だったのかは、またちょっと別の話になってしまいますが。

わたしが『ドリフェスは二つ目のターニングポイント』と思う理由の一つは、彼の置かれている人的環境の変化が挙げられるからです。ブラステのくだりでも書いたとおり、それまでは年齢的にも役的にも年下としてまとめられることが多くて、キャリア的なものもあってかあんまり積極的に前に出てくる印象が無かったんですね。アフタートークで『もっと…もっと喋ってくれ…!!』と思ったことも数知れず。笑 それが、ディアドリという『横並びの5人』で活動し始めた頃から少しずつ変わってきた気がします。もちろん先輩に気を使う、立てるというところは昨日のオーバーリングを見てもああ変わらないなあとと思ったけれど、例えば配信やラジオやイベントといったようなところでは、積極的に前に出ていくようになったし、天性の明るさみたいなものがとてもはっきりと輪郭をもって浮かび上がるようになった。言い方はものすごくアレなんですけど、ブラステで『生まれた』赤子がドリフェスで幼児になったような気持ちです。笑 

そしてドリフェスでのお仕事が中心だった去年、彼には二つの大きな『変化』があったのだろうなと推測されます。プライベートなことだし彼自身も明言はしていないので掘り下げるつもりはないのですが、ぽろぽろとあちこちのインタビューやラジオでの発言を聞いていると、色んなものが変わったのだろうなあ、と。それが、二つのターニングポイントを過ぎた上での彼の決意だとしたら、ああ本当に彼はこの世界で、役者として、そしてアイドルとして生きていく『覚悟』ができたのだろうな、と思います。鶏が先か卵が先かではないけれど、わざと先に退路を断ったのかもしれないし、もしかするとその逆かもしれない。けれど、この二年三年が彼にとってとても大きく長い月日だったことは言うまでもなくて、その期間に出会った人たちが彼に多大な影響を与えているだろうこともやっぱり言うまでもない。そして、これは半分希望も入っていますが、特にそーまくんからの影響は大きかったんじゃないかな、と思います。年下で、一人で上京してきて、色々な『初めて』の中で時に孤軍奮闘している彼の姿はきっと、トミーにも何らかの心境の変化をもたらしたんじゃないかな、と。この辺りは1stLiveのビジュアルブックに詳しいのでよろしくお願いいたします(突然のダイマ)

一つ、最近とても驚いたのは、トミーのボールルームへの出演でした。ドリフェスがある中で他のアニメに出演することにも驚いたし、何と言っても『トミーが』出ることに一番驚いた。贔屓目に見てもまだ彼らが声優としてキャリアがあるとも、スキルがあるともとても言えない中で選ばれたこと、彼がドリフェスという世界の『外』に出たこと、そして何より『アニメの方へ舵を切った』ことにも。けれどそれと同時にオーバーリングも走っていて、そちらの方だけに舵を切ったわけでもないことも分かる。きっと『両輪』なのだと思います。声優として活躍する彼と、俳優として活躍する彼が両輪で走っていくようなイメージ。

彼を見ていてとても興味深いなあと思うのは、これまでの流れと逆を行っていると感じるところです。これまでは『声優が顔出しして色々なことをやる』という流れが大きかった。最近の、いわゆる『若手男性声優』さんがまさにその流れで、自分のTV番組を持ったり配信番組を持ったりしている。けれどトミーはその逆で、『もともと声優として活動していなかった俳優が声優として活動し始めて、けれど変わらずに舞台や映画にも出ている』という流れ。大河元気さんがまさにそういう感じかなと思うけど彼ほど2次元、2.5次元には寄っていないなあとも思うので、異色というか『新しい』ところにいるなあ、としみじみ感じます。

 とは言え、昨日見たオーバーリング・ギフトのトミーの演技もやっぱりとても良くて、またこれまでと違う役どころだったからってのもあるけれどすごく真っ直ぐな、とても柔らかい演技で。どんどん広がっていく彼の役どころを見ていると「あ~~~やっぱりトミーの演技好きだーーもっと見たいわーーー!」って思います。そういう風に思わせてくれるような人に出会えたのはすごく幸せなことだなあと思うし、そういう人のいるグループを応援できてること自体が奇跡のようなことだなあとつくづく思う。これから彼は、彼がいるグループはどういう道を歩んでいくんだろうなあと思うとすごくワクワクするし、やっぱり楽しみだなあと思ってしまうし、冗談でよく『ドリフェスは光』って言うけれど、やっぱり誇張なしで光だと思うんですけどどうですか……。

『センター』と『エース』の話

さてこんばんは、久しぶりにちょっと早く帰ってこられたぜイェーイ!と思ったんですが案の定ハンサムを受け取れなんかやしねえ、そんな時間軸で生きている私です。早く見たい!!BANGを見せてくれ!!! さて本日もお題を戴きました、ありがとうございます。頂戴してからかなり間が空いてしまって申し訳ありません…!!

リアドリのセンターは壮馬くんですが、エースは誰だと思いますか?

これ、めちゃめちゃ難しいですよね。難しいと同時に、とても考え甲斐のあるお題。というわけで『センター』と『エース』ってそもそもどういう違いがあるのか、役割はどう違うのかと考えるところから、そして細かく分解するところから始めてみました。みんな大好きウィキペディア先生によると、エースとは『英語で「第一人者」の意味。』と書いてあるともに『チームの主力メンバー。(中略)芸能では劇団や歌手グループなどにおいて、ほかのメンバーよりも高い才能または高い人気を持つ者。』とあります。ふむふむなるほどですね。

ちょっと話はそれるのですが、かつてのAKBにおいて『センター』はあっちゃんでした。彼女自身はセンターであることを望んではなかったようだけど、特にシングル曲における絶対的センターはあっちゃんで、彼女を中心として他のメンバーを配置していた節さえある。じゃああっちゃんは当時『エース』だったかと言われると、私は今も昔もそうではないな、と思います。もちろん高い才能や高い人気もあったけれど、他の点、たとえばダンスやトークにおいては彼女よりもっと力を持っているメンバーもたくさんいて、私の中では彼女は決してエースではなかった。じゃあ誰があの時エースだったのか?と聞かれると、私は珠理奈だと思います。あっちゃんよりも年若くて、AKBではなく姉妹グループであるSKEからぽんと飛び出してきた、勢いとフレッシュさの塊のような彼女は、あの頃確かに私の中では『エース』でした。そういう視点で見れば、あの頃から必ずしも私の中で『センター』と『エース』はイコールではなかったのだということが今になって分かる気がします。あとこじまはるなもある意味エースだった……あの子に話を振れば百発百中で場がドッカンドッカン湧いた……おれらのこじまはるな…。

さて話は戻ってディアドリにその構図を当てはめると、センターはそーまくん、これは事実として確かにそうだな、と思います。絶対的センターかと聞かれると必ずしもそうではないけれど、それでも彼はセンターにいてほしいと思ってしまうし、センターにいてこそその『良さ』がとてもよく伝わる人だなあ、と最近とみに思うようになりました。特に今年に入ってから、ファンミ02の辺りから。何度も何度もここでも言っている気がするのですが、彼の朴訥とした、決して上手ではない言葉の紡ぎ方が私は本当にとても大好きで。これはただの自分の好みなのですが、センターにいる人や中心となる人が口下手なのってとても好感が持てます。もちろん話し上手な人や頭の回転が速い人のMCは聞いてて気持ちいいし、何より安心して見ていられる。けれど口下手な人は、自分の気持ちを伝えようと一つ一つ言葉を拾い上げながら話しているように見えて、私はそれをとても愛おしいと思います。そーまくんも初期の頃からするとかなりトーク力が上がって、大きな舞台でも安心して見てられるなあと思うことが増えたんですが、それでもやっぱりあの訥々とした口調で、時に言葉を探しながら語ってくれているのを見るとなんとなくホッとするし、頑張れ…!と自然と応援したくなるんですよね。そういうのも含めて、確かに彼は『センター』だなあ、とやっぱり思います。

じゃあ、ディアドリにおける『エース』は誰か。私は、かおるくんだと思います。理由はとてもシンプルで、かおるくんはそーまくんにとっての『脅威』となり得るから。誤解のないように前置きをしたいのですが、じゃあ他の3人はそうではないのかと言うと決してそうではありません。ミゾタクの表現力も、トミーのムードメーカーなところも、まさきくんのダンススキルも、すべて『脅威』です。それじゃあ、なぜかおるくんだけを『脅威になり得る』と言ったのか。それは、やっぱりあの2人のバックグラウンドがどこか近しいからだと思うのです。ドリフェスが始まったタイミングでの2人と3人とでは、まずはその時点で持っていた経験値が違った。声優としてのスキルは5人とも同程度だったかもしれないけれど、『演技』というスキルはきっと3人の方が持っていた。もちろんかおるくんにとってそーまくんは『先輩』だけど、そういう点で言えば彼ら2人はスタート地点がほぼ同じところだったのではないかなと思います。ほぼ同じところから始めて、切磋琢磨しながら色々な『彼らにとっての初めて』に挑戦し続けてきたんだろうなあ、と。そーまくんにとってかおるくんはそういう、ある種『ライバル』のような存在であったんじゃないかな、とぼんやり思います。

そしてもう一つ、かおるくんは『アイドル』としては彼ら5人の中で圧倒的に力を持っている人だと私は常々感じています。歌もダンスもうまいし、SNSをとてもうまく使っていると思うし、握手会やハイタッチなどのイベントでの対応も素晴らしい。そして何より彼の紡ぎ出す言葉はいつもとても慈愛に満ちているし、時にはかわいいなあと思わせることもあって、このPRJが掲げている『応援』というテーマにぴったり合っている。ヘタすりゃ他のファンの人の心までがさっと持って行ってしまいそうなくらい、対応が完璧に近いんですよね。そういう意味でいうと、そーまくんにとってだけの脅威ではないかもしれないけれど。

『センター』と『エース』は、実際に対立はしていずともある種対立構図のようなものを持っていると私はいつも思っています。そーまくんとかおるくん然りあっちゃんとじゅりな然り、本人たちはきっと仲もいいだろうしその辺りを疑う余地は全く無いなと思っているけれど、個人的には『エース』は『センター』を追い越そうとしている人、という位置づけにあります。そういう野心を持った人に追いかけられる、それくらいセンターは大きい、重いものだと思っているし、簡単に明け渡せない、渡してはいけない場所だとも思っている。それがセンターの重圧に繋がっているということは火を見るより明らかだし、だからこそセンターを嫌がる人も狙う人もいるんだと思います。

じゃあ、『かおるくんはセンターを狙っているのか?』となると、私はNOだと思います。矛盾してるじゃん!と言われれるかもしれないけれど、でも実際のところはそんなこと考えてないんだろうなあと思う。それは、『そーまくんがセンターにいるから(だから狙わない、センターになりたいわけじゃない)』というようなことではなくて、彼が『自分の場所で、自分の持つ力を最大限に使う人』だと私の目に映るからです。彼の立ち位置は、いつも左端です。客席から見ていると、席によっては見切れてしまうこともあるだろう位置です。5人で肩を組むと、必ず右手は余ってしまいます。けれど彼は、その右手をいつも大きく振ります。客席に向けて、一番後ろの人にも見えるように、時には飛び跳ねたりしながら。

ウィキペディア先生は、エースのことを『芸能では劇団や歌手グループなどにおいて、ほかのメンバーよりも高い才能または高い人気を持つ者。』と定義していました。かおるくんがこの言葉にそのまままるっと当てはまるかと言うと、私は必ずしもそうではないと思います。とびきり高い才能もとびきり高い人気も、多分今の彼はまだ持っていません。これは私が箱推しだから思うことかもしれないというのもあるかもしれないけれど、あの5人を並べた時に誰かが頭一つ抜けて人気があるか?と聞かれると良くも悪くもそんなことはないよなあ、と思うのです。よく言えばみんな同じくらい、ほぼ平等で、悪い言い方をすればどんぐりの背比べ。でも、その定義に当てはまらなくても、私はやっぱりかおるくんはディアドリにとっての『エース』だと思うのです。それはきっと、普段の彼の言葉や振る舞いがそう思わせるのだろうな、とも。本当は、エースじゃないかもしれない。本当は、もっとエースと定義されるにふさわしい人がいるのかもしれない。それでも、とある1人のファンに『彼がエースだと思う』と言わせるような行動をしてきたのが、きっと彼なんですよね。

正味なところを言ってしまえば、誰がセンターでもエースでも、ディアドリはきっとそんなに変わらないと思います。今の構図、そーまくんがセンターにいて、そのセンターを他の4人がそっと支えるような、そんな構図があまりにもしっくり来ていて、これ以外が考えられないだけなのかもしれません。でも『ああこの人たちを、ディアドリというグループを、ドリフェスというPRJを好きでよかったなあ』と思う瞬間は都度確かにあって、やっぱりそう思う瞬間には必ずそーまくんが真ん中にいて、5人がそれぞれの自分の場所で笑っている。だからこれがきっと、『今の最高』なんだと思います。ここから変えようのない、もしかすると変えてはいけない『最高』なのだ、と。

とてもまとまりのない文章になってしまって自分でも苦笑いするばかりなのですが、しかしセンターとエースって、考えれば考えるほどとても胸が熱くなりますね…。個人的には野心メラメラのエースも自分の場所は絶対に譲らない!と凛としているセンターも大好きなのですが、如何せんディアドリはどちらでもなくて。笑 けれど、グループごとに色があるように、ディアドリはあの5人があの形でいるからこそ私は好きになったんだろうなあとやっぱり思うのです、というところでこの話を終わりたいと思います。とても考え甲斐のあるお題をどうもありがとうございました!