Thirsty Thirty

生活、ときどきオタク

不完全な存在と他力の話

わたしは『不完全』なものが好きだ。それは自分が不完全な存在だからというのに他ならない。これまで自分を完璧だと思ったことは一度だってなくて、だからこそ共鳴するように、吸い寄せられるように『不完全』なものを好んでしまう。
アイドル界においてその対比は48Gとハロプロによく置き換えられる。成長過程を楽しむ、普通の子だった女の子がアイドルとして努力するさまを見せていく48G。垢抜けない女の子は、握手会や劇場公演で人前に立って少しずつアイドルになっていく。対して、デビュー後厳しいレッスンを受けて完全体になってから人前に出すハロプロ。立ち位置の間違いすら許されない美しいフォーメーションダンスは、それこそ血の滲むような努力の上に成り立っているのだ。

どちらか好き?というのは野暮な質問だし、それは人によるとしか言いようがないけれど、わたしは前者が好きだ。それまでずっと、アイドルは『完璧』な存在だった。女の子はバツグンに可愛くて、クラス内にいたら絶対モテるだろうなっていう子ばっかりで、男の子もそれは同じで自分には絶対手が届かないだろうという人ばかりで。そして彼ら彼女らは、めったにプライベートを見せなかった。今と違ってSNSどころかブログすらまともに存在していなかったあの頃彼女たちを見られる媒体はTVか雑誌で、その中にいる彼女たちはいつもアイドル然としていた。
けれど、48Gは全然垢抜けてなかった。重い前髪、してるのかすらよく分からないなんだかイマイチなメイク、ダッサい制服モチーフのピンクの衣装。「これがアイドル?」と思っていた彼女たちは日を追うごとに可愛くなっていって、メイクも髪型もこなれていって、気がつけばこの子かわいくない?!と思うような存在になっている。その過程の中で時には泣き言を言ったり、時には炎上したりする。自分に自信がないと泣く子もいれば、コンプレックスをさらけ出す子もいる。それは、一昔前に自分がそうだと認識していた『アイドル』とは真反対の存在だった。

この夏、念願だった『Have a good time?(再演)』を見ることができた。3年前、まだDearDreamが生まれる前、そしてわたしはまだ劇プレを知らない頃。そしてこの話は劇プレ10年目の節目の年に上演された演目。
もし自分がリアルタイムでこの演目を見ていたら、自分の知識のなさと重ねられなかった時間に地団駄を踏んで悔しがっただろうと思う。この話の内容は東京オードルとリバースの話だけれど、ズームアウトしていくと劇プレの話になると感じたし、そうだと認識するには浅い知識では入り込むことはできない。10年間の歴史の中でたった何年間かの浅瀬を経験しただけではきっと、その感情をしっかりと汲み取ることはできない。今まさに『たった何年間かの浅瀬』を経験した自分ですらそのバックグラウンドを知りたいと思うのだから、もっと日の浅いときに見ていたらもっと悔しがっていたはずだ。

たとえば、『ファンが増えるにつれておざなりになっていく対応』『忙しくなることで変わっていくメンバー同士の関係性』『読まれずに捨てられるファンレター』『横柄になっていく態度』は、きっとどこにでもある話なんじゃないかなんて思ってしまう。若手俳優、女子アイドル、劇団、そして無いと信じたいけれど、彼ら自身にも思い当たる節があったことかもしれない。少しずつ自分たちの価値が高くなっていって、見えていたものが見えなくなっていって、しっかりと掴んでいたはずだったものがぼろぼろと手のひらから落ちていってしまう。それは生きている誰か、主に『アイドル』と呼ばれる人たちにとっては、必ず起こり得る話なのではないかと見ていて改めて思ったし、見ている側からもひょっとしたら演じる側からも何かを想起させるトリガーになっていたんじゃないだろうか。少なくともわたしは、奥歯を噛みしめるような苦さがあった。
この話を『メタ』だと言い切るには絶対的にわたしには知識が足りないし、今から埋めようと思ってもその時の空気感みたいなものまでは絶対に埋めきれない。「ワシが育てた」と思いたいわけではまったくないけれど、きっとこの話をリアルタイムで見ていたら先人に対しての畏怖と尊敬と少しの嫉妬が混ざりあった感情を持ってしまっていただろうなと思う、浅はかなので。劇団に人が増えていく中で、そして少しずつ応援する人が多くなっていく中で、例えば劇団員のAさんの立ち位置はどう変わったのか、Bさんの役割は何になったのか。そういうものを劇団の『今』を構成する要素として知りたい自分にとって、この話はある種の『悔しさ』として映っていただろうな、と思う。今そう思わないのは劇プレを知ってからある程度の時間が経っているからで、その間で知れた知識によって多少は補完できているからなのだろう。

けれど、メタだと言い切れなくとも、1つだけ強く伝わってくるメッセージがあった。彼らは『他力』によって成立している、という点だ。他力本願なんていうけれど、ここで言う他力とは『応援』であり、彼ら(=東京オードル)は『応援したいと思わせる力』を持っているというオチだった。推測でしか無いけれど、これはきっと福島さん(脚本家さん)が劇中の彼らと実際の彼らのことを重ね合わせて結論づけたものなんだろうなあ、と思うのだ。初演の時はそこまで浮かび上がらなかったかもしれないけれど(※これもあくまで推測です)『10周年』そしてメイキングで明らかになった『リアルな解散の危機、そしてそこからの脱出』という2つのフェーズが重なった2015年の夏、そのメッセージはすごく色濃かったんじゃないだろうかと想像してしまう。
『応援したいと思わせる力』って、言いようによっては『アイドル性』でもあるんじゃないだろうかとわたしは思う。そしてここで言うアイドルとは『不完全』という意味なのではないだろうか、と。東京オードルもそう、リバースもそう、劇プレもそう。誰一人として完全な、完璧な人はいなくて、なんだかんだみんなどこかが足りなかったり弱かったりする。歌やダンスが下手だったり、佇まいがなんだか役者さんっぽくなかったり、なんだか後ろ向きだったり。けれど、そこでもがいている姿だったりなにくそ!って思う野心が見えたりするから、その不完全さに惹かれるんじゃないだろうか。だから応援したいとファンとしては思うんだろうし、思わせるんじゃないだろうかと見ていて感じた。その重なり具合というかある種の『同一化』があまりにも見事で、どこか怖いぐらいだな、とも。

アイドルだって身近にいる人だって、完璧な人は心底羨ましい。自信を持って生きてるんだろうなあ、いいなあ、といつも思う。そんな人を応援するのも、きっと楽しい。ああいう風になりたいなと憧れのような感情で見ていられるんだろうなと思うし、それはきっと美術品とかそういうものを鑑賞するのに近いんじゃないかななんて思う。
けれど、完璧じゃない存在を応援するのも悪くない。少しずつ垢抜けていく姿や成長を目にして、喜んだり嬉しがったりするのだって楽しい。おこがましいかもしれないけれど、もしかするとそこに『不完全な自分』を見ているのかもしれないし、その対象の成長を自分の成長と同一視してしまっているのかもしれない。けれどそこに、『自分もがんばろう』という感情がもしあるのであればあるいはそれだって悪くないかもしれないと、上演時間2時間と少しの後思った。

アニサマの思い出話

気がつけば9月ですね、夏が終わるなんて信じてないぞこんばんはわたしです。平成最後の夏なんて言われていましたが夏らしいことなんてしなかったわ…と思ったんだけど最後に最高の思い出ができました。そう、アニメロサマーライブ2018"OK!"です。1週間前のことなんですけどさも昨日見てきたかのように感想を書いています。

正直な話をすると、わたしはとても怖かったです。それは、約2年前のANIMAX MUSIXを見ているから。あの時は全然心配してなかったしむしろ1期が絶賛放送中でそれなりに知名度もあるっしょ!イケるっしょ!と思っていたから、そこにいる観客だってドリフェスのことちょっとくらいは知ってるでしょ、と思っていました。けれど実際は全然そんなことなくて、それは本人たちにも伝わっていたみたいで、その後のインタビューであれが転機になったとも言っていたし泣きそうな表情の映像もOAされていた。結果的にはいい方向に転がったんだろうなあとは思うけれど、その記憶があったから、こういうフェス的なライブにはやっぱり『怖さ』がありました。
まして、今回は3万人の会場。DDerがたくさん来ていることも知っていたし、あの頃からすれば知名度だって上がっただろうとは思っていたけれど、でも舞台は夏のアニソンの祭典。本当に、ただの一介のファンが思うことでもないと思うけど、AMのことが思い出されるとどこかハラハラするというか落ち着かないところがありました。

けれど、今回は全然そんなことなかった。やっぱり周りは男の人が多くて、明らかに女性声優さんのファンだと分かる人もいたし、分かりやすくAqoursのファンが多かったし、久しぶりに男性の比率の多いライブに来たなあと思ったけれどそれを迎え入れてくれる空気感みたいなものがすごく漂っていて、とても『気持ちのいい』ライブだと感じました。逆に、自分もAMの何十倍も楽しめた。本当に申し訳ないくらい知らない方ばっかりだったのだけど、構成の妙だろうか、ずっと楽しかったんですよね。この曲いいなと思う曲にもたくさん出会ったし(亜咲花ちゃんの曲すごく好きです)、初見なのに飛び跳ねるくらい乗れた曲もあったし(ポピパとオルドコがあまりにも楽しすぎた)、WUGちゃんパートではめちゃくちゃ泣いたし…(これはちょっと思い入れが違いすぎた…嗚咽…)
個人的にすごく嬉しかったというか『新しい!!』って思ったのがクラップの文化で、知らない曲でもある程度アップテンポの曲だとAメロでクラップして盛り上げる人が多くて、それで加速していく感じがしたのがものすごくテンション上がったんだよな~~!ユメノコドウの時、後ろのお兄さん(あくあファンだと思われる)がAメロでずっとクラップしていてめちゃくちゃテンション上がったし、終わった後に彼女と「好きになりそう」って言ってたの聞いて「でしょーーー!??!好きになってください!!」って思いましたありがとうお兄さん。

そして我らがDearDream、割と早い段階で出てきてくれたのはとてもありがたかった(体力残的な話)事前予想ではこんなこと言ってたんですけど↓

GT以外当たってた~やった~!どちらもすごく『名刺』みたいな曲だなあとしみじみ思いました。何が良いってどちらもアニメのOPで、1期もRもYoutubeで1話無料公開してるからちょっとでも興味を持った人が1話を見たら「あっあの曲だ!」って結びつきやすいところだと思う、これは戦略勝ちですわ…いいぞいいぞ…!!
プレフラもユメノコドウも、サビでコール入れられるのがいいですよね。特にユメノコドウは『青春だ!』『イケるっしょ!』はあらかじめ知らないと入れられないかもしれないけど『GO!!!!!』は初見でも行けるので2番から初見っぽい人たちが飛び上がってたのはすごく嬉しかったなーー!分かってくれますか…いい曲でしょこれ……って自慢したくなるような気持ちでした。

そして何に一番ブチ上がったかってトロッコね……!!!本人たちもはじめて、もちろん見る側もはじめてのトロッコに乗った瞬間本当に涙が出ました。この日の公演の中で初めて出現したトロッコにDD5人が乗ってるというその奇跡……残念ながら自分たちの座ってる席辺りまでは来なかったんだけど、けれどあの『見て!!?トロッコ乗ってる!!』って気付いたときのあの飛び上がるぐらい嬉しかった気持ちを経験できて良かったなあとすごく思います。本当に嬉しかったんだ……!
そのトロッコがアリーナのちょうど真ん中の辺りでドッキングして簡易的なステージみたいになって、そこでユメノコドウのサビを踊る後ろ姿をずっと見ていたんだけど、嘘も誇張もなく涙が出ました。すごく大きく、頼もしく、自身に満ちあふれた背中が5つ並んでいて、トロッコが揺れるくらいに大きく踊って、歌って、跳ねて。普段後ろ側から見ることなんてないじゃないですか。だから、ああ、この人達こんなに大きくなったんだなあ、と思ったのです。遠くに行って悲しいとか近くで見れなくて悔しいとかそんなことは一つも思わなかったし、本当にこの人達のことを好きになってよかったなあ、とあのアップテンポの明るい曲を聞きながら涙がこぼれた。とても誇らしい気持ちでした。

話は前後しますがユメノコドウ前に自己紹介MCがあって、その名乗りでメンバーカラーを言ったら会場がその色にどんどん変わっていくのが見ていてすごくキレイだったし手慣れてる~!!って感動しました。笑 あとね!!!!!あの3万人の前で『この~木なんの木~?』ってやったまさきまる本当にすごいよ!!!

なんて言ってたんだけどまさかやってくれるとは夢にも思わなかったから彼がやりたいと言い出した時は本当にあの日一番じゃないか?ってくらいテンション上がりましたありがとう…本当にありがとう……
しかし何が面白かったって、『片桐いつき~!!!!!』って言う方も言われる方もそれで満足して本人の名前言い忘れるってとこね!!わたしあの日公演が終わった後友達に「ねえ…あの子今日自分の名前言った…?わたしが聞き逃してるだけ…?」と心配になって聞いたんだけどまさか本当に言い忘れてるとは思わなくてめちゃくちゃ笑いました、ありがとうまさきまる…。

終わった後『DearDream良かった!』というツイートがたくさんあふれたのもすごく嬉しかったなあ。もちろん冷やかしっぽいツイートもあったけど、『知らないけど最高だった』とか『あの子が気になった』とかいうツイートがたくさんあったのが本当にうれしかった。比べちゃいけないと分かっていても、AMの時からしたら考えられないくらい、信じられないくらいの数あったのが本当にウソみたいで、たった2年でこんなに進化したんだよ!って自慢したいくらいでした。
あとすごいなあって思ったのが、AMのときも『薄紫のファンになるわ』みたいなツイートがたくさんあったんだけど今回もたくさんあったことな!!ああいうところでかおるくんの本領が発揮されると強いんだな~!ってのを実感させられるね…でも分かるよ今回400レベルに向けてもファンサしてたってツイートを見て(わかる…)ってなったくらいだもん…分かるとしか言いようがない……笑

そんなわけで、長々と書いてきましたがとにかくアニサマ楽しかった!お疲れさま!という記事でした。願わくば来年も、再来年も、DearDramの名前が続く限り何回も出てほしいなー!あと絶対KUROFUNEにも出てほしい!絶対男性ファンいっぱい獲得できるから!!

おまけ↓

DAIをまさか生で見れる日が来るなんてね……

『推し』と『口語』の相互関係を調べてみた話

まだまだ夏ですねこんにちはわたしです。アニサマとか新アルバムとか色々書きたいことはあるのですが、先日『ファンは推しに対してタメ口でしゃべるのか、そして相手は自分にどちらでしゃべるのか』というアンケートを取りました(話の整合性が取れない人の例)
なぜこんなアンケートをいきなり取ったのかと言いますと、先日DDerではない友人たち(オタク)と話していて『推しとしゃべる時って敬語なの?!』『むしろ敬語じゃないの!?』という話になったからです。友人たちは割とガンガン行くタイプで『初めて握手会とか行く相手でも余裕で話弾むしタメ口で話しかける』という子が多かったのでマジで?みんなそうなの?でも確かに握手会とか◯◯の部屋ってどっちも聞こえる…と気になったんですよね…。そんな思いつきで作ったアンケートにお付き合いいただいてありがとうございました!!ちなみにn=61です。

1)推しを応援し始めてどれくらい?

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わたしのアカウントでアンケートを取ったので9割9分がDDerもしくはクロフネのオンナ(オトコ)だと思うのですが、そう仮定するとおおよそ2年前って1期のアニメが始まった辺り、プレフラが発売した辺りなのでアニメ見て好きになった~って方が多いのかなと予想されますね(あくまでもディアドリンセスであれば、ですが)
ただ必ずしも『ドリフェスを知った時期=推しを応援し始めた、推し始めた時期』ではないと思うのでここは一概に言えないかなというところ。

2)推しと握手やハイタッチなどで『接触』したことが

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DDKFのメンバーだと地方を含めてハイタッチだったり行脚だったりが何らかの機会で多いので(DFのPRJ以外でも)チケットを買えば割と容易に行けるのかな、という感覚がありますね(※もとがジャニヲタなので感覚がマヒしています)あと意図せずそういう回に入ったりすることがあるなーというのは演劇あるあるですね。チケットのはけ具合で突っ込まれる残業……その分のお給料はあげてください…残業代不払いは怒られるからね…(??)
逆に一貫してそういう類のものには行かないという人もいるので、この数字はわりと納得できる結果でした。設問1と掛け合わせても『行ったことない✕1年未満』という方はほとんどいなかったので、意図して行ってない方もいらっしゃるんだろうな。

3)推しに話しかける(口頭のみ、手紙は含みません)時、自分は

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すごい偏見だけどこんなにもいないものなの!?って驚きました。いや偏見ってわけじゃないんだけど……なんというか色んな場面で聞こえてくる会話がタメ口多い気がしていたので100人いたら8人いないくらいなんだ?って驚いてしまった(語彙力)ちなみにわたしも敬語で話します。自分自身が割と『歳が下であっても社歴や役職が上なら敬語を使う』というタイプだからだろうか、あとは推しはあくまでも『推し』であって『友達や知り合い』ではなくて、ある種崇拝の対象みたいなところがあるからかなと思っています。スタンスが重いわ。
あとこれは男女の差というのもあるのかなと思うんだよなあ、48Gの握手会は体感的にはほぼほぼアイドルの子たちにタメ口で喋ってた記憶があるんですよね。それはたぶんファン層が圧倒的に男性が多いからというのと、アイドルの子たちが10代多めの若い子が多いからってのと(いわゆる『上から目線の説教』する人がいるってのもそういうのがあるからだろうなと思う)、あとはその子たちもタメ口で返してくるからなのかなとも思います。あくまでもここらへんは仮定だけども。自分もいま振り返ってみれば彼女たちにはタメ口の比率多めで話しかけてたなあと思います。

4)推しが自分に話しかける(口頭のみ、手紙は含みません)時、相手は

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これもめちゃくちゃびっくりした…というかこの設問が一番予想外でした。『私→相手』は敬語多めなのに『相手→私』だとタメ口が多くなるの?!本当に?!疑ってるわけじゃ全然ないんだけどそうなの!?動揺している。
とは言えこれはわからんでもないな~~という気はしています。これって相手(=推し)によるよなあ…自分が敬語でしゃべりかけたら相手も大体敬語で返してくる、がセオリーだと思っていたんだけど前設問との比率を見たら必ずしもそうではないということが読み取れるので、『敬語で喋ってるけど向こうはタメ口で返してくる』という現象も起きてるんだろうなという仮説がここに生まれましたおめでとうございます(?)ちなみにDDKFは割と全員敬語で返してくるイメージがあるけどそれはあくまでも自分が敬語で話しかけるからというのもあるだろうし、逆に敬語で話しかけてもタメ口で返されたこともあるので(そして大体それに返す自分の口調もそこから崩れることが多い)対象者の性格やテンション等もあるんだろうなとは思います。
逆にDDKF以外の俳優さんだったりアイドルだったりすると、自分が敬語で話しかけても最初から普通に友達か?みたいなテンションで返してくる人も割と多い感覚があります。『俺◯◯なんだよね~』とか『えーほんとに?!めっちゃ嬉しい~!ありがとう~!!』とか。そしてそういうのはあんまり『行った回数』とか『認知』とか関係ない。初めて握手行った48Gの子にも余裕で友達感覚で喋りかけられてびびったのはいい思い出です。ただ女性が女子ドルの接触に行くと何となく『安心』されてる感があるのも分かる。女子ドル界隈ってすごく男現場だから、”女の子同士”に対する安心感みたいなのがあるのかな。(余談ですがもう卒業してしまったとある子が『女の子は(SNS上で)おやすみのチューしよとかって言わないからいいですね』的なニュアンスを言っていてほんとにクソリプに心を乱されているんだろうな…と思ったことを不意に思い出しました本当に余談だった)

5)自分は推している相手に

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これは掛け合わせての回答を見たかったってのがあるのでこの設問単体に大きな意味を持たせているわけじゃないんだけど、『認知されてる』と思っている人って意外と少ないんだなあというのが率直な感想でした。敢えてアンケート上では『認知』の定義を上げなかったので人によって何を以てそう判断したのかは分からないけど。
個人的な判断基準で言えば「顔を覚えられた」が一つの基準になるんだろうなと思います。名前と一致するかはまたちょっと別の問題というか、『何回も接触してるけど名乗ったことがない』『そこでは名乗らないけど手紙出したりリプ送ったりしてる』って人も多いんじゃないかなーと。『別の個』として存在しているものを結びつける作業を本人がしているか、もしくはその作業を推しがしているか、によって認知されてるかどうかの受け取り方って変わる気がします。もちろん接触するときに手紙送ったりするのと同じ名前を名乗ってりゃ話は別ですが(とは言え似た名前も多いだろうから必ずしも一致してるかは分からないよね、識別番号並に複雑かつオンリーワンな名前だったら確実に一致させられるだろうけど)(識別番号とは)

ここからは回答をかけ合わせていきます。
『タメ口で話しかけられる人は、敬語/タメ口どちらで話しかけているのか』
自分:敬語、相手:タメ口→75%
自分:タメ口、相手:タメ口→25%
これすごく興味深いなあと思うのが、『自分はタメ口で喋りかける』という人の『相手からタメ口で話される』率が100%だったんですよね。どっちから話を始めたかというところにも多少拠ってくるかなとは思うけど、『タメ口でしゃべるとタメ口で返される』という現象があるのかなと推測できます。友達みたいだ…すごい…。
そして『自分は敬語で話すけど相手はタメ口で話す』というのもすごく面白い。相手がタメ口で喋って来るけど自分は敬語で返すこともあるってことだよね、めっちゃ分かる……緊張とか心理状態とか色々あって敬語で『返さざるを得ない』のではないかというのも予想できる…。全然関係ない話なんですけどとある女子ドルの公演に行った私の友人が『お見送りとかハイタッチとか絶対目見れない、握手なんか死んでもムリ』って言っていた。めっちゃ分かるし、彼女も話しかけられたときに敬語で返したと言っていてすごく腑に落ちました。
あと、これもやっぱり『相手がどう返してきたか』に多少拠ってくるのではないだろうか。自分もそうなんだけど、『自分:敬語→相手:タメ口→自分:タメ口』になることってあるのではないだろうか。例えばだけど『自分:すごい楽しかったです!→相手:ほんと?嬉しい~、ありがとう!また来てくれるよね?→自分:もちろん行くよ!』みたいなパターン。こんな会話あるかよってような例文だけど。笑 もちろん相手がタメ口で返してきても自分は敬語で返す例、さっきの会話なら『絶対行きます!』って返すってのも全然あると思うけども。ここは個人のメンタリティが大きすぎる……。ポンポンとテンポの良い会話ができる人は本当にすごい…

『相手からタメ口で話しかけられる✕認知されていると思うか否か』
認知されていると思う:43.7% 思わない:56.3%
実はここが一番知りたかったところなんですけど、思いの外拮抗していた…!わたし自身は何となく『タメ口で話しかけられるかどうか』は相手がどれくらいこちらに心を許しているかが分かる基準であると思っているので、個として認識しているかどうか=『認知しているかどうか』の判断基準の一つだと考えています。ので、この結果は何となく納得が行く感がある。
あとわたしみたいに『相手が自分のことを認識してるわけがない』と思ってる人はたぶんここで『思わない』に当てはまる人なんじゃないかなと勝手に推測しています。自分だったら別にこの人わたしのこと知らないんだろうけどタメ口で話されるのは相手がそういう人だからなー、程度で流しちゃう。相手に失礼だなと思わないことはないんだけど、でも自分の崇拝対象としている偶像(=アイドル)が自分のことを知ってるわけじゃないじゃんって思っちゃうんだ…。

『"認知されていると思う"✕推し歴』
~1年:0%、~2年:42.8%、~5年:35.7%、それ以上:21.4%
おおよそ2年くらいで『相手が自分を認識したんだな』と思うようになるのかな。これはその期間にどれくらい接触しているかという頻度も関係あると思うけど、何となくこれも分かるな~という気がします。大体どこの界隈も接触できるチャンスって2~3ヶ月に1回くらいかな(舞台、握手会など)と思うのだけど、そのチャンスの中でどれくらい接触頻度があるかに拠って変わるのではないだろうか。例えば毎日1公演✕5日=5公演ある舞台で毎回お見送りとか終演後の面会とかチェキ会があるなら推し始めて1ヶ月でも認知させられるだろうし、ループできる握手会だったら1日の中で10回行けばほぼ100%認知はされるだろうし(心象が良いかどうかは別としてね)
かと言って2ヶ月に1回くらいのペースの握手会でも2回めで『この間も来てくれましたよね?』と言える某48Gのアイドルみたいな子もいるから、これはどちらかというと期間ではなくて頻度だなと思いました。設問をちょっと間違ったな。

『"認知されていると思う"✕自分が話す時は』
タメ口で話す:100% 敬語で話す:0%
おおお……と声が出た。認知されていると知っているからタメ口で話すのかな……認知されたと思う前からタメ口で話しかけてたのかな…あと推しじゃない人(=自分を認識してない人)にはどっちで話しかけるのかな……。色々と想像がふくらむ結果でした。すごい。

あと最後に、『推しと接触したことはない』と答えた人で『推し→自分はタメ口』という回答をくださった方が複数名いらっしゃったのですがその判断基準はなんだったんだろう…!書き言葉(リプとか手紙とか)はカウントしないとするならば…なんだろう…生電話してもらったことがあるとかかな…(???)もしくは想像だろうか。そして『接触したことはないけど自分を認知していると思う』という方はさすがにいなかったです。笑

そんなわけで、好奇心からのアンケートでしたがお付き合いいただいた方どうもありがとうございました!!割とみんな敬語で話しかけてるんだなというのがビックリした……自分の耳に聞こえてきたあの会話は幻聴だったんだろうか…。でもこれって『対象が誰か』で変わるんだろうなあと思います。あとは偏見だけど年齢でも多少変わってくる気がします、その辺りは突っ込んで行くと色々面倒くさそうなので自分では追っていかないけど。世の中にはいろんなファンの方がいますね…勉強になった……。

「世界」の話

※『宝塚BOYS』『朗読劇 青空』のネタバレを含みます

7月末から8月中旬、つまり今日まで、立て続けに4本の舞台を見に行った。『男子はつらくないよ?』『ディペンデント・デイ~7人の依存症~』『宝塚BOYS teamSKY』『朗読劇 青空』。うち2本、今週見た「宝塚BOYS」と「青空」は、太平洋戦争前後の物語だった。この時期らしい、この時期ならではだな、と見終わった今思う。出身が出身だからか、夏はいつも何らかしら戦争の話が近くにあったから日本全国そうだと思っていたけれど、意識しないとそうではないのだと気付いたのは最近のことだ。

『宝塚BOYS』は、話そのものというかこういう舞台があるということを数年前に知った。その時点でもう何年も再演していなかったのでこれからも見れる確率は少ないんだろうなと思っていたら今年再演、しかも自分の応援しているグループから2人も出演すると知り、すぐにチケットを手配した。
結論から言えば、ここ最近見た舞台の中で唯一『敗北』の話だった。いまの宝塚を知っていれば彼らの結末は分かるのである意味大河ドラマのようなものだなと思っていたけれど、そこに至るまでの描き方がとても重厚で、見終わった後に腹にズシンと来た。作中でも描かれていたけど、あの世界の中では誰も悪くない。男子部を志願したことも、男子部を作りたいと願ったことも、それを支えようとしたことも、そしてそれを受け入れられなかったことも、全部『正解』だったのだ。ただ、彼らのいた『世界』がそれを許さなかっただけのことだった。歌いたい、芝居をしたい、踊りたい、女子と話したい、そして、生きたい。彼らの願ったことはあの世界でこそ叶わなかったけれど、だからといってその世界を責めるのもまたお門違いだ、だってそこは『女の園、宝塚』だから。
最後のレビューのシーン、初見のときに頭に『心象風景』という言葉がよぎった。あの時間だけが、話全体の中で『夢』であり『フィクション』なのだ。池田さんが大階段や照明を見て、驚いた後に満足したように頷いて、そして袖にはける。君塚さんが、美しいドレスを身にまとって高らかに歌う。そして男子部が歌って、踊って、最後の1曲が終わった後に泣き崩れる。魔法が解けたように。そして、夢破れた者たちが肩を落として袖にはけていく。

わたしの愛してやまない、たかみなというアイドルがいる。『努力は必ず報われる』と言い続けて、48Gを卒業していったAKBの1期生だ。作中で池田さんも同じようなニュアンスの言葉を何度も何度も彼らに投げかけた。けれど、この作品でも描かれるように、努力は必ず報われるとは限らない。報われないことの方が、きっと圧倒的に多い。そして努力したあの日々が美しかったと、良い思い出だと言えるかは、約束されてなんていない。それは板の上にいる人達だけじゃなくて、『普通』に生きてる自分たちだってきっとそうだ。
救いだなあと思ったのは、この話の描かれ方が『宝塚を去る』ところで終わったこと。宝塚での夢は叶わなかったかもしれないけれど、『宝塚じゃなければいけなかった』かもしれないけれど、けれどそれ以外の世界で叶った夢があったかもしれないと思わせた最後だったこと。去った後、もしかしたら生徒さんと話せた人もいるかもしれない、違う舞台でお芝居をしたかもしれない、著名なダンサーになったかもしれない。どうしようもなく救いのない話だけど、『その先にある希望』で終わったから観劇後はどことなく晴れやかな気分だった。3時間の長編なことも、稽古に約2ヶ月費やしたことも、すべて納得がいく舞台だと思う。

『青空』は、4人1組日替わりキャストの朗読劇。朗読劇とは言うものの、立ち上がったり動いたりする場面もあって驚いた、朗読劇ってそういうものなのだろうか…(※他のを見たことがない)
『生まれたときから、物心ついたときから戦争状態の中で育った大和少年』は、兵隊になることを夢に見る。自分が小さい頃に拾った柴犬の麦を軍用犬にして、一緒にお国のために役立ちたいと願う。この辺りは本当に、いまでも起こり得ることなんだろうなと思う。生まれたときの環境は自分では選べないからこそそこに染まるしかなくて、だから今の時代から見たら圧倒的におかしい、どう見たっておかしいと思っても、『そこ』にいる人には伝わらない。
大和は、麦(犬)と小太郎(いつの間にか住み着いた野良猫)を供出しろと言われたのと同時に予科練生(=特攻隊員)になれと言われて、迷った挙げ句そのどちらにも背いて山へと逃げる。支那事変で足を負傷した父親とも離れ離れになってしまい、『非国民である自分』を責める。この辺り、どこか宝塚BOYSとリンクするところがあってすごく不思議な気持ちだったけれど、きっとそういう人は大勢いたんだろう。何もかも世界の、世間のせいにするのは間違ってるかもしれないけれど、でもその『世界』に壊された人だっていっぱいいる。その世界にいる人を、そしてその世界に壊された人を滑稽だと嘲笑うことは、誰にもできない。余談だけどこの予科練のくだり、『内田』という軍人だったか教官だったかが去り際に『やらなきゃ意味ないよ』と言って消えるってネタは大丈夫だったんだろうか……!!!!!気付いた瞬間ヒエーーーー!!ってなったけどすごく皮肉が効いてて笑ってしまった。笑

話をすっ飛ばすと、火事場泥棒をしようとした大和は大人にそれを見つかって命を落とすか落とさないかという瀬戸際のところで住処に帰ってくる。家にいるのは、麦と小太郎だけ。病院にも連れて行けず、言葉も通じず、まともな看病もできない彼らは、それでも彼らのできることすべてで大和を救おうとする。最終的には誰も死なず、離れ離れになった父親とも再会できて、そして戦争が終わる、という話。正直、お父さんも医学生(名前忘れた)も大和も麦も小太郎も誰が死んでもおかしくないような流れだったし、大和が死んだと思った麦や小太郎の取った行動には泣いた。フィクションだなあと思ったけれど、そこに『救い』があったことに安堵した。
そして、この話に出てくる動物が『猫と犬』というのがすごく絶妙だったなあと思う。犬は従順、猫は奔放なんていうけどまさにそういう描かれ方をしていて、ムギちゃんは『大和くんと頭を並べて寝たら、人間より偉いってことになっちゃうでしょ』と言って大和の足元で寝る。『大和くんが望むなら、麦、軍用犬になる』と涙ながらに言う。小太郎も悪態をつきながら大和が、そしてお父さんが生きることを願う。どっちも、言葉は通じないけれど一生懸命に語りかける。そして最後に、『言葉は通じないけれど、わたしたちは人間が大好きなんです』とこちら側(=観客側)に語りかける。反戦作品でも、動物愛護作品でもある話だった。これ子どもに見せたい。

反戦を訴えたくてこんなブログを書いてるわけじゃない。たまたま直近で見た2作品が戦争ものだったからというリンクがあるだけのことだ。けれどやっぱり、『だからこそ』なのかもしれないけれど『戦争って愚かだな』と改めて思ってしまった。太平洋戦争のような戦争は起きずとも違う形の戦争はいつか起きるかもしれなくて、だからこそそれを『起こさないための努力』を、今のわたし達は求められてるのだなあ、と。ただ、それだけの話だ。

あと話は変わるけど朗読劇に出てた推しが最高だった話なんだけどまじで最高だったのでどうにか映像とかになってほしかった……。ムギちゃんの従順さを表すように背筋がピンと伸びて、足がきちんと揃っていて、声だけじゃなくて表情や体を使ってお芝居をしていて、これまでになく『素晴らしい』と思った。推しの演技が大好きだと何度も言ってきたけど、『声の演技』を彼がここまで武器にしているとは予想してなかったので改めて最高に好きだと思った。
デデデイの笘篠くんがこれまでの中で一番好きだな~と思っていたけどムギちゃんがあっさり1位を更新していった。セリフの一言目で泣いた(実話)し、そこから成長をしていく中で少しずつアプローチが変わっていったところが本当に好きだった…泣きながらセリフを言うシーンが最高だったし一人称が『ムギ』なの最高だったし女の子役あまりにも最高すぎる……めちゃくちゃ良かった……。

劇場好み好き嫌いの話

夏風邪 しつこい[検索]カチッ そんなわけでこんばんは、だんつらデデデイに通いつめた翌週にひどい夏風邪をひいて未だに治っていないわたしです。耳管が詰まってる……何を食べても味がしない…。
それはまあ置いておいて、だんつらでは三越劇場、デデデイではCBGKと、これまであんまりなじみのなかった劇場に通って色々と違うもんだな~!と思ったので色々と覚えておこうと思い行ったことのある劇場の感想を列挙してみました。めっちゃ通ったところもあれば1回しか行ったことのないところもあるので感想の濃淡は目をつぶってください。笑

CBGKシブゲキ!(デデデイ、アニメ座)→地下鉄直結なのがありがたい(今回初めて知った)ロビーが狭いので開場してすぐくらいに到着するのがいいと学んだ。イスがふかふかしてるから尻は死なないが肘掛けないからバランスが取りづらいのが難点かな〜〜隣に男性来るとつらいかも 舞台自体は割と小さめ、キャパ250くらいかな?なので横幅もそんなに無い、端っこ行ってもそんなに見切れないとは思う 列ごとにイスに貼ってあるフォントが違ってかわいい。渋谷ド真ん中なので時間つぶすところも飲食店も山ほどある利便性、しかし未だにあんまり馴染みのある感じはしない……あと隣のライブハウスでライブやってるとベース音が音漏れしてくる。足下狭め

三越劇場(だんつら、片想い、青空)→歴史ある劇場なだけあって内装が荘厳。その割に足下広めでイスもふかふかなので長く座ってても死なない。なんと肘掛けもあります!!あと開演前に客席飲食OKのようでロビーで飲み物売ってる。三越の中なので劇場以外は普通の百貨店だから開場前に劇場フロアにいると場違い感半端ない。2階席は4列、下から見ると全然見えないけど上からステージ見る分には思ったより見えるよ!1階席は全部フラットなので後ろになればなるほど見えなくなる(というか頭が被る)ご招待席が11列と2階最前なのでその辺りは見やすいのかも。音響は普通。地下にタリーズブーランジェリーがあるのでマチソワでも安心。

オルタナティブシアター(はたおに、婚外恋愛)→有楽町ルミネの近く。元映画館?だと思うけど、その割には投影機がプロジェクターなので謎い。めちゃくちゃ映像がきれいなわけでもない、謎い。イスはまさに映画館!って感じなんだよな……。ステージに奥行きがあるのでちょっとしたライブ(セットとか組まないやつ)ならできるけど音響があんまり良くないので数曲が限界なのでは…… トークイベントとか試写イベント向きの劇場だと思う。ロビーめちゃくちゃ広いけど導線引かないと結構事故る。有楽町なので時間つぶすのには困らない。

EXシアター六本木(ジョン万次郎)→駅からの道が分かりにくい(迷った)劇場入口が狭くて近くにパッと入れる店もないので困った。TDCみたいな作りで、どんどん下に降りていく構造(1〜3階席みたいな括り)天井がめちゃくちゃ高いので音がすっぽ抜けていく感じがする。劇場ってよりホールって言い方の方が近い気がするな……まさにTDCに近いイメージ。客席が多くて舞台そのものも広いので大がかりなセット作る舞台に向いてそう。音響はバツグンにいいし音がとてもキレイ。シアター自体は新しいのにイスが最悪なので腰が死ぬ。あと隣の人が笑うと揺れる。途中で人が入ってくると地面も揺れる。どっちかって言うと舞台よりライブの方が向いてそう。

シアター1010(プリステ、十五少年)→わたしの推し劇場。ただ都内の外れにあるからアクセスについての評判は概ね悪い。正直分かる。足元が広いし椅子もふかふかしてるので座席はまじで1・2を争うくらい最高だと思ってる。2階席に座るなら最前もしくは左右のせり出しのところじゃないと見づらいかも…金額が安くなる以外にはあんまり2階席メリットない(プリステは2階席への客降りあったけど結構レアだと思うので)1階席は上手も下手も4列目くらいまではサイドでも見やすい。それから後ろになると通路まではフラットなのでちょっと頭かぶるかな~~ 公共のホールのわりに設備が良くて舞台も広いので割と大がかりなセットも作れるのがすごいと思う、そういうところも推せる。ロビーは狭いのでお花は出せないことが多いかも。マルイの中ですぐ下にハンズがあるので何か必要になった時には便利。食事やマチソワ間の待ち時間にも困らない。まじで立地だけが難点。

博品館劇場(トマト、あたっく)→縦に長い劇場だなあという印象。割と傾斜がしっかりついてるので後ろの席でもそこそこ見やすいけど舞台までの距離はあるので小さい芝居を見たいときには向かない劇場だなと思う。座席はあんまり印象がない…可もなく不可もなくってくらいなのでは…。ロビーはめっちゃ広いけど劇場扉入ったらちょっと階段登らされたような記憶がある、作りどうなってんだろう。あとエレベーターとロビーの間にスペースが全く無いので開場前に行くと本当に地獄。新橋駅から遠くて近くにぱっと入れるお店が無いので地味に不便。

紀伊國屋ホール(HOME)→新宿と三丁目駅直結ってくらいしか利点がないのでは!?ってくらい色々微妙な劇場。とりあえず早めに行って座布団確保しないと本当に尻が割れるそして腰が死ぬ。普通に本屋のフロアの中にあるのでちょっとでも早めに行くと逆に申し訳なくなる感じだしロビーも狭いので開場すぐに行くのがお勧め。立地としては新宿ど真ん中だし時間つぶすのも終わった後の食事にも困らないけど推しの舞台がここだよって発表されたらたぶんテンションは下がる。B1Fのうどん屋さん美味しいです。

恵比寿エコー劇場(ぼっくる)→恵比寿駅から微妙に遠い。ロビーが狭くて待つところも1Fの駐車場しか無いので開場時間に行くしかない。いかにも小劇場!って感じなので言わずもがな足元は狭めです。音響は悪くないなあと思ったので朗読劇とか一人芝居とかには向いてるかも。X列出ると足元狭さ無限大だよ!大通りの角にある花屋さん併設のカフェめちゃくちゃ居心地良かったのでギリギリまでそこで時間潰すのがいいと思う。

シアターサンモール(閉店拒否、ブラステ)→これまでの人生で一番通った劇場。でも推せない劇場。新宿までは歩けなくないけど歩きたくない距離だけど新宿から1駅乗るのもな~~っていう微妙な距離がイラッとする。地下にあるからかロビーも客席も携帯の電波がまじで入らない。そしてロビーは狭いのでメンツによってはお花出せないことも多いっぽい。座席は隣と連結型で薄っぺらいので隣の人が笑うと揺れるタイプ(いやなタイプ分類だな…)前方席は通路までフラットなので3列以降になると前の人にかぶって見えないので、選べるなら通路最前にした方が良い。サイドはそこまで見きれないイメージ。愛着はあるけど好きになれないし推せはしない劇場である…。近くにカフェも数件あるし美味しいパン屋さんもあるしちょっと歩けばチェーン系カフェもあるので時間つぶしには困らない。本出してた頃は近くのキンコーズにお世話になってました。笑

千本桜ホール(チョキ)→学芸大学なんて仕事以外で降りたことないわ…って思った(謎の感想)キャパ100とかくらいかな、ザ小劇場!!って感じの劇場だった。チョキのときは確か先着順の自由席だったのでどこに座るかまじで悩んだ記憶があるけど前3列は背もたれない小さな椅子だから腰が死にそうだと思って回避した。小劇場独特の圧迫感(嫌いじゃない)商店街のど真ん中にあるので色々面白そうだな~と思って見ていました。ただここに通うとなると交通の利便性的な意味でつらいな~~と思った。

アイア(ハイステ、Bステ)→3回くらいしか入ったことないのであんまり詳しくないけどオタクにはすっげーーーー評判悪いよね!!笑 わたしも好きではない、原宿からも渋谷からも遠い上に坂の上って何なん……あと劇場は広いのにあの謎のデッキは一体何なん……オープンカフェかよ…。あといつもグッズ販売とかの導線が謎だなと思って見てる。座席は前方席しか入ったことがないので見やすさ的にはあんまりいいとか悪いとか考えたことないんだけど最前はちょっと首が痛かったです。音漏れは遭遇したことないのでわからないけどよさこいが聞こえてきたという話にはさすがに笑った。椅子もそこまで気になるほどではなかったような記憶、言うほどでもなくない?って思ったんだよな…まあしかし確かに何回も通うとなると色々ヤダーーー!!ってなりそうな劇場ではある…。帰り道のスタバはいつも混んでる…。

日本青年館ホール(ファンミ03)→改装前に仕事で行った事があってめちゃくちゃ古っ!なにこれ!って思った記憶しかなかったんだけど改装後行くとすごいきれいになっててビックリした…全然違う建物じゃん…。しかし相変わらずどの駅からも遠くて嫌になりますね!!1F席の最後尾で見たけど傾斜があって見やすかったな~、距離があんまり気にならなかったのはなぜだろうか。周りにまじで何もなくて時間つぶしにめっちゃ困った記憶しかない。あとトイレにすごく並んだ記憶しかないのと待ち合わせにもまあまあ不便だった記憶しかない。

紀伊國屋サザンシアター(ウラブー、ブラステ)→ここもまあまあの回数通ってるんだけど別段好き!!というわけでもないかな…椅子の座りやすさはCBGKと同等くらいだと思うし適度に広くて適度に見やすいので好きなんだけどすごく…推せる…!というほどではなかったような印象。トイレが少ないので地味に困る。あと客入れしてるときの客席がすごく明るいイメージがある。ここも下にハンズがあるのでいざというときに色々便利だしサザンテラス口から直結なので雨の日とかもそんなに困らない、新宿駅のあの辺り新しいお店がいっぱい出来てるのでたまに行くと楽しいよね。

銀河劇場(Bステ)→ロビーの大階段が『なんか宝塚っぽい!!』って思った記憶しかない。笑 内装がどことなく三越劇場感あるよね、重厚な感じとか(語彙力)1回しか行ったことがないので正直記憶もへったくれもないんだけどキャパの割には舞台が広くて『こんなことできるんだ!』って思ったので使い勝手はよさそうだなあ。あとここも1010と一緒で都内の外れにあるので通いたくはないな~~勤め先からはすごく通いやすいけど帰りがめんどくせえ!ってなりそう。空港使って遠征する人にはわりと使い勝手がいいんじゃないかな。時間つぶせるところは周りにちょいちょいあるけどみんなそこに流れそうだな~と思った記憶がある。でもレストランはそこそこ数あったような…。

DDD青山クロスシアター(オバリ)→ここも渋谷から微妙に遠いよね!?最初すごく迷ったよ!!劇場自体はモノトーンのキレイな劇場だな~と思った。少し大きめの小劇場って感じかな…言ってること矛盾してるけど…。サイドに行くと結構見切れるな~と思った記憶があるのと、舞台自体はそこまで広くないのでこじんまりした話とかコンパクトにまとめたい話に向いてるんじゃないかなと思った、なんとなくオバリをここでやったことに対してはしっくり来るな~。ただ宮益坂は本当に推せない。

スペゼロ(ブラステ)→新宿の外れという印象しかねえ!!南口の都庁側だから本当になにもない…地下道で行けるのは楽だけどJRから出ると10分くらいひたすら歩くよね…。ブラステともう一個何かで見てる気がするんだけど相当昔なので記憶が死んでる。客席がけっこう可動っぽいのでどこまで使うかがあんまり読めないな~と思った記憶がある。客降りができるレベルの広さではあることだけ覚えてる(記憶力の死)ロビーはそこそこ広いよね、ただトイレが変な位置にあって数が少ないので結構並ぶよね。あと近くに思ったほど何もないよね…ぱっとお茶したいとかマチソワ間潰したいってなると意外とないなって記憶。言うて行ったのが3年くらい前だからもう変わってるかもだけど…

新宿村LIVE(碧旅)→ここも行きづらいよな~~!新宿駅まで歩けなくはないけど歩きたくないし坂上からも微妙に遠い、結局西新宿からが一番近いような気がする…。わたしは碧旅でしか行ってないから(座席アイアみたいだな…)って思ってたけどいま見たらなんか改修されてる~~!?ってなりました、なので感想は割愛。色々使い勝手の良いホールなんじゃないかな?と思った記憶はある、2階の観覧席みたいなのがあるし。目の前のサンマルクはめちゃくちゃ混むのでちょっと離れたオフィスビルタリーズの方がパッと入れるよ!あと新宿方面にあるカレー屋さんが気になった。

俳優座劇場(極上文学、RGD)→六本木駅目の前!便利!という記憶しかない。3時間の長物見た時(めっちゃ腰いてえ……)ってなったからたぶんあんまり座席はよくなかったんだな…本当覚えてないんだけど…(…)ロビーはそこそこ広かった記憶、奥にバーカウンターないっけ…違うかな…

八幡山ワーサルシアター(ひぐらし)→すごい変則的な作りの舞台で見たから単純に感想言えるかどうか分からないんだけどめっちゃ小さかった。感覚としてはそれこそ千本桜とか711とかくらい。あとすごい不思議なところにあったような気がするんだよね…ここもザ小劇場!!って劇場だったなあ、嫌いじゃないです。ただ通うには立地的につらい。

シアター711(俺と世界)→人生で初めて行った小劇場であまりの狭さにびびった記憶。物販外だったもんね…ワーサルよりはちょっと小さめで、千本桜と同じくらいかなという感覚。なのでもちろん座席も小劇場仕様、最前は近すぎてめちゃくちゃ気まずいです。駅から微妙に遠い、恵比寿駅~エコー劇場くらい(分かりにくい)たださすが下北、時間つぶしには困らない。近くにやたら広いファーストキッチンがある。笑

自分が六本木苦手ということをあぶり出す記事になってしまった。笑 意外とサンシャ行ったことないんだよな~縁がない。そして直近の現場が初めましての東京芸術劇場なのも楽しみだな~~そして今度推しが三越劇場と1010に立つのでそっちも楽しみだ~~!!!ありがとう、1010!大好き、1010!(だんつらリスペクト)

だんつらがすごく良かった話

「思い出は美化される、と言えるのは今がそれなりにつらくないと思える人」と言う意味合いのセリフがあったけど、個人的にはこれって逆だなあと思っていて。今が辛いから、ちょっとしんどいから、過去の自分は良かったよなあ、あの時って楽しかったよなあと思ってしまうんじゃないかなって思っているんです。
でもこのセリフの伝えたいことも分かるんだよな、「(今が)つらくない」と言い聞かせることで思い出も美化して、どうにかこうにか今の自分の歩みを進めていこうとするあの感じ。だから『男子は』っていうよりも『大人は』つらくないよ、ってことなのかもしれないなって思いました。穿った見方かもしれないけどね。

というわけで『男子はつらくないよ?』全公演お疲れ様でした!こういう、頭を使わずに見てられる青春コメディ作品大好きなので思った以上にガッツリハマってしまい当初の予定より何公演か増やしてしまった。そしてかおるくんが出てなかったら多分見ていないだろうと思うのでいい作品に出会えたなあと思います。
ていうかね~~~舞台が『10年前』なのでいろいろ歴史を掘り返された感じがして死にたくなったよね~~~~!!!mixiやめろ…みうらじゅん大槻ケンヂカヒミ・カリィやめろ……!!サブカルクソ野郎って言い得て妙すぎるんだよ……シネマートシネリーブルでフランス映画……やめろ…!!!この話、見る側がサブカル寄りであればあるほど、そしてインターネットの海に浸かってる歴が長ければ長いほど笑えるというクソサブカル仕様(※褒めてる)なので刺さる人には刺さりまくるんだろうなと思います、わたしは見終わった後いつも笑い疲れにプラスして腹に鉛の玉ぶっ込まれたような気分になりました。ナオキ絶対カーサ・ブルータス読んでるでしょ…penも…ロキノンも…あと佐藤可士和好きでしょ…。個人的にはひとつなぎの秘宝を探しに行くっつってんのにその後全部BLEACHネタぶっこんできたのがむちゃくちゃ過ぎて笑ったし最高だった。あと近所にできたコンビニがポプラってのが最高にバカすぎて最高だった(※褒めてる)

話としても全然難しくなくて、バラバラだったはみ出し者ものの学生たちが(主にモテることを目的として)みんなで何かやろうぜ!っていうだけの話なんだけど、出てくる学生12人があ~~~分かる分かるこういう子いるよね~~って子たちばかりで見ていてすごくにこにこしてしまった。メイン5人+サブ7人の組み合わせが絶妙で、うっすらその中にも階層というかスクールカーストっぽいものが見えたりするんだけどそれがふとした瞬間にひっくり返ったりするのが『男子』だなあと見ていて感じました。個人的にはシュンヤとコウジがすごく好きなんだよ~~君ら男子校じゃなかったら普通に彼女とっかえひっかえしてたやろ!!あとヒロシ、どの学園モノにもこういうタイプの子いるわ…かわいい!!
メイン5人もそれなりにみんなバカで、確実に学生時代こういう子いたわ~~ってなるし今見ると恥ずかしい!!!!!ってなる子ばっかりですごく愛おしかったです。ヤスシすごい好きなんだよな……ああいう『わかりやすい』子がいると話としても安心して見てられるなと思います。あとジュンね~~!ジュンすごいいいな~あんなにスカしてるのに『彼女欲しい!!!』って全力で言っちゃうところ本当にかわいい。君も共学だったら普通に彼女おるやろ…負け惜しみ言うトモヤを慰めて抱き合うところすごいバカ可愛かった…。

作り方として面白いなと思ったのはメイン5人の10年後の姿が出てきて、振り返るようにして話が進んでいくところ。手法としてはよくあるパターンなのかもしれないけれど、10年経つと10年前のままじゃいられないんだよ、ってのが提示されてるのがいい大人としてはちょっとグッと来たなあ。だってさあ、10年って大きいよねえ、って言い訳したくなるもの。体感的には10年ってあっと言う間だし、学生から社会人を経た10年だともっとあっという間。中身としては何も変わってないって自分としては感じるのに、取り巻く環境はどんどん変わっていって自分も変わらざるを得なくて、10年経って振り返って初めてああ自分は変わったんだなあ、と気付く/気付かされる。
その『変わった彼ら』が『変わる前の彼ら』から何かのメッセージをもらったり、逆にメッセージを送ったりするという交差が描かれているってのがすごく良いなあと見ていて思いました。この話の前編を通してあのシーンだけが『夢』というか『現実の対極』にあるんだけど、だからこそ際立ってる感じがする。『楽しいほうがいい』って過去の自分から教えてもらったり、今そこにある自分の危機を過去の自分から叱咤されたり。かと思えば、『もっと向き合え』と過去の自分を諭したり、過去の自分と対話しながら周りを見ていたり、ただただ己の過去と戦っていたり。どれもこれも、『大人になった自分が/子供の時の自分がしたいこと、してあげたいこと、してほしかったこと』のように見えるシーンだなと思います。未来(=今)を知ってるからこそ言ってあげたい言葉もあるし、未来を知らない過去の自分にこそ無邪気にかけてほしい言葉だってある。どの立場で見るか・その人が今どういう環境にいるかによって見え方が変わるんだろうなあと思う場面でした。ちなみにここ、フォロワーさんに教えてもらった『このシーンでヨウスケは大体ナオキのそばにいる』ってのがすごくぐっと来た……普通になりたい子と普通でいたくない子の対比…。あとこのシーン、個人的にはトモヤの戦いがすごく好きだなあ。大人になって辛くなった現実を、子どもの頃の自分に1本足してもらうあの感じ。

そしてかおるくん、初主演舞台無事に終わってよかったですお疲れ様でした!この舞台が初主演の作品ってなんとなくすごくかおるくん『らしい』なと思うし、適度に大人がいて適度に同年代の子もいて、そして何より頼れる先輩がいる環境でのびのび好きなようにやれていたんだろうなあってのが伝わってきてなんだか無性に嬉しくなりました。初日に秋沢くんに575で挨拶してくださいって振って『君は…狂っているのか…!?』って言われてたの見て爆笑した、そうだったこの子宇宙人だった…!と思い出させてもらえましたありがとうございました。笑 あとアクションや殺陣が見られたのもすごく嬉しかったなあ、特に殺陣のお芝居すごく好きなのと長刀すごい…あの…大好きなんですよ……最高だったありがとう二刀流…。あと話それるけどアクションシーンの公人さんはさすがやな!!!ってなりました。まじであの佇まい一瞬で好きになった。
HOMEや万次郎よりもずっとずっとセリフも多く、なおかつ『主演』という肩書きが重くのしかかる日もあったかもしれないけれど、とにかく楽しんでやろう!という気概みたいなものが伝わってきたのが嬉しかったし、誰目線かわからないけど『安心して見てられるなあ』と思っていました。舞台に初めて出た日からちょうど約1年、この1年でいろんなことを感じたり思ったり経験してきたりしたものを存分に活かして演じきったなあ、と千秋楽の最後の最後に改めて思えました。日替わりも頑張ったね!!!ほんといろいろ笑ってしまった!!笑 改めて本当に本当にお疲れ様でした!!

youtu.be

主題歌、歌詞がバッチバチに良かった…『未来は未知数変わっていく まとわりついてしまう焦燥』がすごく良い…

『ドルヲタ5人』の話

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dTVで配信中の『婚外恋愛に似たもの』、ハマっております。正直、このドラマが始まる前はとにかく批判というか『見たくない!!』という気持ちが先行してずっとブツブツ呪詛のように文句を言っていたのですが、「でも推しが出てるドラマだしな…しかもセンターだしな…」と葛藤した結果「文句を言っていいのはちゃんと見た人間だけ」という信念に基づいてチャリンしたところ想像を大きく裏切られる形となりました。文句を言うつもりで見たらテノヒラクルーさせられた典型的な例ですね!!

【始まる前に「見たくない」と思っていた理由】
『アイドルヲタク』をバカにしているようにしか見えなかったから、その一点に尽きました。そもそもキャッチコピーがもうナナメってるんですよね、『35歳オトナ女子、アイドルヲタがやめられない♡』ってドルヲタっていつか辞めないといけないものなわけ?って思うし、それは裏返せば『35歳にもなってアイドルに入れ込んでるのは恥ずかしい』っていう皮肉みたいなものが込められていて、近しい立場にいる人間からすると居心地の悪さを感じるな、と思ったのです。あとオトナ女子ってなんだよ恥ずかしくて言えないわよそんなもん……おとなしく『女性』じゃいけなかったんかい…って思うけど『35歳女性、アイドルヲタがやめられない♡』ってすげえ生々しいからセルフ却下しておきます。
わたしも、彼女たちよりは年下ですがそれなりに歳いってるのでそういう視線にさらされたことはあるし、面と向かってではなくとも何となくそういう雰囲気を醸し出されたこともあるし、あとDDKFの現場、劇プレの現場ってわっかいな!!と思うことが多いので特に1人で行動しているとどうも居心地が悪いのも感じる。だから、実際に見てほしい世代であろう『アラサー前後のドルヲタ』にとってはギクリとするような話なんだろうなあと思ったのです。
あとね~~これは単純に好みの問題だって分かってるんだけどSNSのテンションが……しんどかったんだ……あのパリピみたいなタグ芸がどうしても相容れない感じがしていたんだ…いやこれは今もそうなんですけど……。

そしてもう一つ、よくありがちな『アイドル側から語られる物語』があったらどうしよう、という怖さがあったのです。もうさ~~これはさ~~スノホワ(ドラマ内に出てくるアイドルグループ)云々ではないじゃん。某事務所も48Gもハロプロ若手俳優も関係なく、『アイドルからの目線、本音』ってファンからしたら怖いじゃん。それがマイナスな要素だったらなおさら怖いじゃん。いやもちろんそうじゃない人もいるだろうけど『わたし』は怖いんですよ。またいつもの『応援とはなんぞや論』になりそうなので詳しくは言及しないけど、『こんな人が自分の応援してるんだ、自分のファンなんだ』って悪い意味で思われるのがすごく怖い。それはその子(アイドル)に対しての冒涜だよという意見も分からなくはないけど、昨今の主に炎上案件を見ているとその応援する対象である人たちの中に『ヲタク』をいい風に思わない層がいるってのは嫌でも分かるし、自分がその対象になったらどうしよう、凹むなってのは割とファン全員に当てはまるだろうし、と色々考えていました。

【1~5話を見たよ・登場人物の視点から】
まずは、前述の『アイドル側からの目線』が今の時点で語られていないことが最大の救いです。4話でチカちゃんが雅さんに声を掛けるシーンがあったけどあれはオタク特有の都合のいい夢の一つだと思っている。
5話の段階では話の中心となる5人のうちまだ4人しか語られていないけど、その4人の『生きる境遇』がちゃんとバラけてて、それがまた絶妙だな~~と思ったんですよね。4人中3人結婚していて、1人はバリキャリで、2人は子持ちで、1人はシングルマザー、1人は姑同居。一番現実と乖離してるのは桜井さんだけど(あんなセレブ妻今日日なかなか見ないのでは…)夫と不仲ってのはない話でもないよなあ、と見ていて感じます。というか、この割合って実は結構な感じで『あ~~分かる~』案件なのでは?と思う。20代後半くらいから周りは結婚し始めて、30になる頃にはその比率ってもうあんまり動かなくて、そこからは『子供何人?』になってくるっていう。そしてその中でシングルは『結婚したい派』と『いずれできればいい派』と『しなくてもいい派』に分かれてくる。雅さんは3番目だったけどあそこまで振り切ってるのは本当すごいなって笑いました、脳内結婚までは…さすがにたどり着けないな…。

あと益子さんがなんというか一番リアルというか『等身大』だなあと思う。なんとなく子供と反りが合わないというか、反抗期の子供に振り回されててうまく対話ができないあの感じ…でも息子めちゃくちゃいい子だったね…。あのエピソードを見て絆されたというか、このドラマってアイドルにフォーカスするんじゃなくて『女(ヲタク)の生き方』にフォーカスする話なのかな、と思えました。さすがにとっかかりの話だけあって1~2話でガッツリ視聴者を惹きつけるのがうまい。関係ないですが試写会で江口さんを見てめちゃくちゃ好きになりました、あんな風に飄々と話す人だいすっき…。
真美も『い、いそう~!』ってなった1人です。関東近郊のちょっと小金持ち主婦っていうあの感じ…一軒家に姑同居で、娘に『女の子らしさ』を説くあの感じ…!!(専業主婦に対する謎のイメージ)あと『雑誌を見て一目惚れする』っていう、ヲタクになったきっかけが一番普通で安心する…他の人みんなぶっ飛んでるから…。しかし外で初対面の人にBLのことを話してはいけない。あっそうそう、この話の面白いところは『桜井さんはガチ恋寄り、真美はBLも嗜める』っていうところです。自分を『どこ』に置くか、もっと言えば推しを恋愛対象として見れるかという疑問ってのはヲタクあるあるだけど、どちらかというとその前の段階、ヲタクとしての自我が目覚める前に『どういう位置』にいたかで変わる気がする。桜井さんはカースト高めのところにいたんだろうな…だから『相手✕自分』を想像できるんだろうな…すごいわ…。
個人的には雅さんがめちゃくちゃ好きなんですよね~~~あのいい意味で高飛車な感じ!!自分に自身のあるオンナは大好きです!!!何もかも一番で生きてきたから一番じゃなきゃ嫌!っての、ある意味清々しくてとても良い。『チカちゃんを追いかける』というのを自分の生きていく中で一番プライオリティ高い目的にして、そのための手段を自分で作っていくっていうその手法が最高すぎてシビれる。あとは単純にひらいりおさんがめちゃくちゃ好みの顔をしている……怒り顔さえも甘い…。

【1~5話を見たよ・ヲタク的視点から】
『いやもうやめてwww』ってのから『わ、分かる~~~』ってのまで、よくもまあこんなに事細かに現実を取り入れてますね!?って思う。リアリティがある。一番笑ったのは写真の隅にグループ名のロゴが入ってるやつ…それ知ってる、原宿で買えるやつやな…。かなりJ事務所のやり方が用いられてるけど、元々原作者がジャニヲタだったと聞いて納得しました。当選メールに『落選の場合は手数料を引いた金額をお返しします』って書いてあったのは爆笑した、あれムカつくよね…!!とは言えJだったらこれはやらんやろな~ってのもあるので、ドルヲタあるあるとしては最大公約数的な描かれ方をしてるんだろうなと思います。実際に地上波で放映された後にはたまたま見てたジャニヲタの人たちが『つらいww』みたいな感想ツイートしてたりしてるのがすごく面白いし興味深い。
個人的に『や、やめて…既視感しかない…』って思ったのは2話の最後、コンサート会場で待ち合わせしてるオタクの様子なんですよね…。益子さんを見つけた桜井さんが『アァ~~~!!』って手振りながら走って寄っていく姿、今年の頭現場で死ぬほど見た……。そしてライブに臨むに当たってバッチリメイクして髪巻いてドレスアップするあの感じも思い当たる節があり過ぎてすごい…なんかすごい恥ずかしい…言うなれば共感性羞恥ってやつ……分かってるよ分かってるし思い当たる節がありすぎるから今すぐやめてくれ!って目を覆いながら言いたくなる…。

あと『推し被りしなくてよかった~♡』っていう雅さんのセリフ、ドラマの本来のテーマ(アイドルの前ではオンナのヒエラルキーは崩壊する)と完全に相反してるけどいっそ清々しくて好きです。雅さんはね…推し被りしてたらマウント取ると思う…。意識的にマウント取るんじゃなくて、使ったお金が圧倒的に違いすぎて結果的にマウント取ってるって形になってる…何が怖いって彼女の部屋に『みやびさんへ』って名前が入ってるチカちゃんのサインがあるところだよ!本人は全然悪気なさそうなところが最高なんですけどね!そういう女大好きよ!あとそんなサインもらえる+自分のステータス使えば仕事とかで会えそうなもの、ともすりゃ繋がれそうなものなのにそういうところに手を出さないところが最高。正攻法、圧倒的正しさで切り込んでいくそのやり方シビれるわ…。
ただ面白いのは、3話で雅さんが言ってた『勝てない女が2人いるの!チカちゃんの古参よ!』ってところ。その『古参』、番外編に出てきてるけど『古参』というステータス以外なら多分全部雅さんが勝ってるんだよね、収入、美醜、社会的地位、ともすれば『若さ』も。けれど、『チカちゃんを長く推してる』ってだけで立場が逆転するんですよね。これが『アイドルの前ではヒエラルキーが崩壊する』ってことなんだろうなあ。なるほど、5人の中でのヒエラルキーではなくて『登場人物 対 5人の外側にいる人』を描いてるのか…?(自信が持てない)

なので、ここまでの結論でいうと『35歳オトナ女子、アイドルヲタがやめられない♡』ってキャッチコピーは根本的に違う気がするんですよね。だってこの話に出てくる5人は誰ひとりとしてドルヲタを『やめたい』と思ってないじゃん。やめたいのにやめられない女の話でもなんでもなくて、むしろ逆に『アイドルに心の支えをもらってる、その心の支えを通じて新たな人間関係を作っていく』って話なのに、なんでこんなキャッチにしたんだろうって疑問なんだよなあ。

【1~5話を見たよ・スノホワ視点から】
身も蓋もないことを言ってしまえば、このドラマを作成するに当たって『スノーホワイツ』をキャスティングする必要性はそこまで高くなかったと思います。あくまでも「5人が応援しているアイドルがいる」という描き方をすれば話としては成立すると思うし、そのキャストでわざわざMVを作ったり曲をリリースしたりする必然性は高くない。
だから逆に言えば5人をキャスティングするにはそれなりの説得力がないといけなかったわけで、それが曲のリリースだったりMVだったり、試写イベントへの登壇だったりするんだろうなと思います。あとはシンプルなことを言えば、その5人のファンから視聴者数を引っ張ってくる役割があったんだろうね、わたしも例に漏れずその1人ですが。ただ、『偶像』であるところのアイドルであるこの5人が可視化されたことで登場人物たちに感情移入しやすくなったというのはあるだろうなと思います。この人はこういう人が好きなんだな~、わかるわ~~的な。

ここからは推しを推している自分の意見でしかないですが、わたしはこのドラマに推しが出てよかったなあとは思います、本人が好きだと公言している『ファンの前で歌ったり踊ったりする機会』がもたらされているので。DDとして出てくる機会が減ってきている現状の中でそういうチャンスを与えられたこと、ファンとしてそういう姿を見ることができたのはただ純粋に嬉しいです。あとダンスがこれまで見てきたものとはまた全然違っているので本当に…好き…。

残り3話、どういう着地になるんだろうな~と思って楽しみにしています。次回いよいよ『落ち目のBL作家』の回だよ……ぶっ刺される気しかしない…。富山さん、試写イベントで喋ってる時ぽわぽわしてすごくかわいかったんだよな~~!
ここから突き落とされるような急展開になることはないだろうなあと思うし、この5人になんとなく『友情』みたいなものが生まれて楽しいドルヲタライフだね!みたいなところで終わるんじゃないかなあと思っているのであんまり心配はしてないんだけど、見終わった後にちょっと元気になれるドラマなのがいいなあ、と思って見ています。1話がだいたい25分くらいなので通勤電車の中でサクッと見られるのもすごくいい…なによりDLして見れるってのもとても助かる…(TVドラマを全く見ないかつ1時間ドラマが苦手な人間の言い分)dTVで好評配信中です!初月は無料だしドコモじゃなくても見れるからヲタクはみんな見るといいと思います色々ぶっ刺さるから!(※ダイレクトマーケティング