Thirsty Thirty

生活、ときどきオタク

『青い炎を灯す彼』の話

テレビで見る機会が一番多かっただろうに、どれもこれもまあこんなにスルーできるかねってくらいに見てこなかったんだなあ、と改めて彼のwikiを見ながらある意味感心しています。自分がライダーとか特撮ものを通ってこなかったのもそうだし、ちょうど彼が出ていたころにテレビを見ていなかったからってのもそうだと思うけど。というわけで、純粋にドリフェスから彼を知った一人のファン目線であれこれと書いてみたいと思います。お察しの通り今回も中の人の話です。

自分でもよくそう言うし、周りからもものすごく言われるし、実際に映像やイベントで見ても思うけど、彼は非常におしゃべりですよね。名実ともにおしゃべり野郎。かおるくんが言うところの『おしゃべりこのヤロー!』です。あれめっちゃかわいいですよね、かおるくんなりの愛情があふれてて。しかしかと言って、自分が自分がっていうような前に出てくる感じはまったくない。おしゃべりな人って『自分が好き』っていう人がとても多いように思うんですけど、ミゾタクに関して言えばあんまりそういうところは見えないなあと感じます。よくも悪くも、『センター!』という感じはあんまりしないタイプの人だなあ、と。少し前に書いた『絶対的センター』と『ぽんこつセンター』のどちらにも当てはまりにくい感じ。ただ裏を返して言えば、バイプレーヤーというか、どんな役をさせてもピタリと当てはまるし、色々な場面でなくてはならない存在になり得る人なんだろうなあ、と見ていて思います。それは、ディアドリでもディアドリ以外のところでも同じことが言えそうだな、とも。

あと見ていてとても好ましいなと思うのは、すごくマジメというか『締めるべきところをきちんと締められる人』なんだろうなというところです。個人的にものすごく好きなエピソードがあって、村野監督が描かれていたこれなんですけどね。

ボケの方じゃないです。笑 みんながわーって寄って行ってレッスンが中断しそうになった時に、しっかりと声に出して注意できるところ。男女の違いとか普段の関係性とか考慮すべき点はたくさんあると思うんですけど、個人的にはこういうことをきちんとできる人って本当にすごいなと感心します。特にディアドリって年が近い人同士の集まりだからなおさら。例えば一番の年上と年下が3つとか4つとか離れていたらそれなりにタテ社会というか上下関係みたいなものが出来てくるんだろうなと思うけれど、彼らは1つずつしか離れていなくて、ともすれば友達感覚にもなり得るからこそなおさらすごい。性格とか役割というところもあるかもしれないけど、彼が言うことで重みを増す理由はそれまで歩んできた道や培ってきたキャリアがあるからというところがかなり大きいんじゃないかな、と思います。色々なことの大切さを人一倍知っているからなのかな、と。

個人的には、ミゾタクってディアドリの中では『バランサー』に近い役割だなと思っているんです。5人を並べた時に、まさきくんとミゾタクが真ん中に来るようなイメージ。そーまくんとかおるくんが割と両極端な位置にいるようなイメージがあるので、そーまくん-トミー-まさきくん-ミゾタク-かおるくん、というようなグラデーションなんだろうなあと思っています。仲の良しあしとかではなくて、言うのが難しいな、クラスにおける立ち位置みたいなものだと思ってもらえば分かりやすいだろうか。色々いるじゃないですか、体育会系とか文化系とか、目立つグループだったり大人しいグループだったりとか。そういう視点で見ると、そーまくんとかおるくんってもし学生時代に同じクラスだったら同じグループでつるんでるイメージがあんまり無くて。でも、ミゾタクはどっちとも仲が良さそうだなーと思うのです。八方美人とかそういうことではなくて、本当に誰とでも普通に仲良くできそう。それが、今のディアドリではバランサーのポジションであるように見えるというところに繋がってるのかな。かと思えば率先してボケたり、あるいは話の舵取り役になったりもするから不思議な人だなあとも思います。本当に器用だなあ、と。

結構決定的に『あっこの人のこと好きだな』と思ったのが、ストラボでやっていたハンサム塾の「THIS IS THE TIME」のレッスン後の通し発表の時なんですけど。

stolabo-tokyo.com

このダンスの時、イントロではカメラににこにこ手を振ったりしてるのにあるタイミングで手をぱちんと叩いて、それがスイッチになったみたいに顔つきがガラッと変わるんですよね。そして、そこからのキレが正直周りとまったく違う。もちろん過去に踊ったことがある曲だからってのもあるとは思うけど、慣れとか経験とはまた違ったスキルを以て他を圧倒している感じがします。この時のメンバーで言うとディアドリと他のハンサムの間でちょっとスキルと経験に差があったな、と見ていて感じたんですけど、同じディアドリの中でもミゾタクは群を抜いてうまいなと圧倒されました。かなりガッツリしたダンスナンバーだからってのもあるけど、力を入れるべきところと抜くところのメリハリがものすごくハッキリしていて見ていて引き込まれるダンスだな、と。不思議なのは、ディアドリの時とはまた大きくイメージが違うところ。曲調の違いなのか、それともディアドリの振付とタイプが違うからなのかはダンスを見てきた経験の乏しい私では判断しかねるけれど、また違う一面があるんだなすごいな、これからのディアドリの現場でも見られるかな?と単純にワクワクしています。そういう風にワクワクさせてくれるのはものすごく幸せだなあと思う。え?見られない?今すぐオカワリして!!

あとは、(キャリア的に)ファンからしてみれば一番手の届かないところにいそうに見えて、実はファンの気持ちをくみ取って『欲しい言葉を投げかける』のがとてもうまい人だなと思います。ファンミ02の時に『会場が大きくなるにつれ遠くに行ってしまったように思えるかもしれませんが、心はいつも一番近いところにあります』みたいなことを言ってたんですよね、記憶が間違ってなければ彼が。その言葉って、本当に的確にファンの不安を言い当てているなと未だに思います。大きくなることはとても嬉しいし、会場がどんどん大きくなればなるほどファンも増えたんだ!って実感できて嬉しい。けど、どうしたって物理的な距離は遠くなってしまう。そういう二律背反的な不安を見透かして、多少のリップサービスが入っていたとしても『いつも心は近いところにあります』って言ってくれるのは、ファンからしてみれば感謝以外の何物でもないなとつくづく思うのです。本当に言いたかったのは『心が近いところにある』ということよりも、『大きくなったからといってなおざりにはしないよ』という意思の表明みたいなものだったのかなあ。彼に、もしくは彼の発信力に関していうと、その言葉すらも本当に思えて来るからすごいよね。

ただ彼を見ていてたまにドキッとするのは、彼はもしかすると『器用貧乏』なところがあるんじゃないかな、というところです。上述のトークにせよダンスにせよ、初挑戦のものでもある程度以上、平均点以上できちゃうんだろうなあ、と。「何となくセンター感がない」っていうのは、もしかするとそういうところに紐付いていたりするんだろうか。絶対にセンターになりたい!という思いはないのかもしれないし、本人としても別に望んでないのかもしれないけれど、もしかすると見てる方からもっとガツガツしてよ!って思われることもあるのかなあ。ただそういうことを考えると『48Gじゃあるまいしそんなに野心燃やさなくてもいいのでは?』と諌める自分がいるのも確かではある、難しいね。

個人的には、『俺と世界は同じ場所にある』で見た演技がとても好きだったのでもう一度観たいなあと思っています。過去の自分の感想文を見直していたら「彼は『さりげないセリフ回し』がとても上手な役者さんだなあと思いました」って言っててまじどこ目線からの感想だよって思うけどめちゃくちゃ納得している。笑 劇中に『それ読んだら実感湧いてきたなあ、マジであの人刑務所いんの?』っていうセリフがあったんですよ。呟くようにも、吐き捨てるようにも、そこにいたもう一人の子に話しかけるようにも聞こえるんですけど、普段ならサラッと流してしまいそうなセリフなのに未だにその言い方とか仕草まで細かく覚えていて、そういう風に『自然だけど強く印象に残るお芝居』がうまいのかなと思っています。だからこそバイプレーヤーというか「二番手」としてすごく重要な人になりそうなのかな。

あとは彼、ちょっとビックリというか女子が負けを認めざるを得ないくらいにあざとい時ありますよね。あざといという表現はあんまり適切じゃないな、自分がかわいく見える仕草や表情を知ってて、それを時にとても効果的に使う瞬間があると言いたい。ミラクルステージでもハンサムでもそれを見せつけられてギャンッてなりました。なんだろう、年上のお姉さま方の心をわし掴みにしていくのが得意な感じ。あざとい…あざといぞ…!!※褒めています 逆に言えば、年下とか同い年くらいの子からしてみるとちょっと遠い存在というか、少し大人びて見えるんじゃないかなあとも思います。取っ付きにくいわけじゃないけど、どこか手の届かないところにいるような感じ。学生の時そういう子いたなあ、って一人か二人か思いつくような子。

思いの外長くなってしまった。笑 個人的にミゾタクにはディアドリの舵取り役になってほしいなと思っていて、センターのそーまくんを隣からしっかりと支えてくれながらもディアドリの先頭に立つ、そんな人になってほしいと思っています。とはいえディアドルに先頭とか後ろとかないんだろうけどね、全員がセンターだし全員がフロント。ミゾタクの存在がまさにそれを体現してるんだろうなあ。

(雑記)自分がサッカーファンだからというのもあるとは思うんですが、『青』ってどうしても日本代表のイメージかつ男性の色っていうイメージがあります。それはそうとして、「青い炎」を検索すると「赤い炎と青い炎だと青い方が温度が高い」ということが書いてあって、ああなるほどそれって慎さまにもミゾタクにも言えることだなあと妙に納得してしまいました。視覚からくる冷たさに騙されるけど、実際はぐらぐら燃えるように熱い。納得感しかない。