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Thirsty Thirty

生活、ときどきオタク

『君』への話

仕事が終わってTwitterを開くと、自分のタイムラインには珍しくドリフェスとは関係ないアニメの話が流れていました。なんだろう、フォロワーさんに好きな人がいるのかなと思って記事をぼんやり眺めていたら見知った名前が。え!?と思って二度見して、もう一度読んで、そこにあったのがよく知った名前だと頭で理解するまでに5秒くらいはかかった気がします。そんなわけでトミー、新たな声のお仕事おめでとう!!

ドリフェスから派生した声のお仕事って初めてで、しかもその第一号がトミーで、とても驚きました。単純に嬉しいのは、なんて言うんだろう、うまく言えないんだけど『外』の仕事に繋がったことです。決まった経緯はオーディションなんじゃないかなあと推測してるんですけど、なんだろう、いわゆる『抱き合わせ』というと回りくどいのではっきり言ってしまえば『バーター』じゃないんだとしたらこれは正真正銘トミーが自分の力で勝ち取った役で、それはやっぱりドリフェスの現場で培ってきたものがあったからなんじゃないかなあと思います。もしそうだとしたらすごく嬉しいし、これまで頑張ってきたことをちゃんと認められたような気もして、本人でもないのに私がにこにこしてしまうよ。笑

でも、本音を言うとやっぱりほんの少しだけ寂しいなあ、と思ったのも本当のところで。なんだろうな、やっぱりこれまで『ドリフェス!の声優』として頑張ってきていたところを見ていたから、ああ外に出て行くんだなあ、と思ったことは否定しません。だいぶ前にブログでも書いたことがあるんですけど、私まさきくんの言った『僕たちが出ているアニメはこれしかないんです。(中略)唯一無二の存在なんですよね』という言葉がとても大好きで。それに加えて、このドリフェスというPRJ自体が自分にハマったからこそ入れ込んでいることも自覚していて、だからこそ寂しいと思ってしまったのかもしれません。トミーにとっての純哉が、『唯一無二』でなくなることが。なんというか、ドリフェスが続く限り他のアニメに出ることはないのかな、とぼんやり思っていたんですよね。別に明言されていたわけじゃないのに、少しその『唯一無二』という言葉に自分が縋り過ぎていたのかもしれません。考えてみればそのインタビューから半年以上経っているんだから、状況が変わるのは当たり前のことなのに。

ただ、改めて考えてみると、『純哉じゃなくなる』わけじゃないんですよね。卒業するわけじゃないし、純哉でい続けた上で新たな人を声で演じる。それってある種、ミュージカルに出たりドラマに出たりするのとそう大きく変わるわけじゃないんじゃないかな、と思ったのです。もちろん彼が演じる『アニメのキャラクター』という点ではそれ以外の役と大きく違うところだし、そういう意味では「一緒」ではないなというのも思わないことはないんだけども。ただ、『純哉以外の別の人間』という括りでいえばそう変わらないのかな、と思っています。

私は常々、自分が相反する思いを持っているなと思っているんですが、それは『ドリフェスにも重きを置いてほしい』ということと『ドリフェス以外のところでも活躍してほしい』という二つの考えです。中の人のことも応援しているし、でもドリフェスというPRJが面白くて、それに関わっている彼らが楽しそうなのも知っているからこそこのPRJが長く続いてほしいと思っています。でも、このPRJだけに捕らわれたり、がんじがらめになったりして欲しくない。ここでいっぱい学んだことを活かして、別のステージでそれぞれの役以外の、新しい役に挑戦する彼らの姿も見たい、とも思っています。これはただのわがままだと分かっているし、矛盾した希望だということも分かっているし、何ならいつまでこのPRJが続くか確約されているわけでないということも分かっている。だから、今回のことは言うならば私の望む『彼らがドリフェス以外のところでも活躍する』ための一歩目だと思うのです。

正直言うと完全に心の中で折り合いがついたかと聞かれれば胸を張ってYESとは言い切れないところもあるし、新たに声の仕事を増やすことで舞台上で彼を見られる日がまたちょっと遠のいてしまったのかなと思ってしまうところもあります。自分が出来た人間じゃないのでマイナスの感情を持つこともあるし、それをここに書いちゃうこと自体が全然大人じゃないんですけど笑、それでもやっぱりトミーに、ひいてはリアドリのみんなに新しい仕事=活躍の場が生まれることは嬉しいこと以外の何物でもなくて。ドリフェスに関わることでそのイメージを『固定』させたいなんてことは全然ないし、むしろその逆で固定させてほしくない、いろんな振れ幅で演技に関わってほしい、と思っています。そして何より、『外』で学んできたことをたくさん他の4人に、そして2人に還元してほしい。それによってリアドリが、そしてリアフネが『声優』としてのスキルをどんどん磨いていくきっかけになってくれたら嬉しいし、何より心強いなあと思ったのです。おお、まるでリーダーの武者修行のようだ…!!

こんな風に心配すること自体が杞憂だと、何より『オタクの勝手な妄想』だと一笑に付してくれればそれでもう十分で、ディアドリとしても俳優としてもどんどん上を、最高を目指して超えてくれればいい。何より、応援する側がその足を引っ張ってはいけないし歩みを止めさせてはいけない。ディアドリが、ドリフェスというPRJが足枷になってはいけない。だから、思い切り頑張ってきてください。そもそもこのPRJに関わること自体が嫌だったと言うような私が言うのもおかしな話かもしれないけれど、たくさんのことを吸収して、『ここ』にまた戻ってきてください。きみの新しい挑戦を、心から応援しています。