Thirsty Thirty

生活、ときどきオタク

ラベンダー色の、あたたかな彼の話

4人目の彼からだいぶ間が空いてしまったのは、ライブを挟んだり自分が忙しかったりしたということもありますが、何よりも『何を書けばいいか』を迷っていたからです。彼を特別推してる、応援してる!というわけではないのですが、それでも思い入れのようなものは他のメンバーに比べてどこか少し大きかったりするから。そんなわけで、『5人目の彼』の話です。

彼を見ていると、色んなことを思います。と同時に、本当に『プロ』だなあとも思います。一番アイドルを体現しているのは、もしかすると彼なのではないだろうかと思うくらい。個人的に一番はっと息を呑んだというか、すごいなあと思ったのが裏ドリのとある動画なんですけど、あの企画自体がその名の通り『裏』を映し出しているものだけれどもやっぱりカメラを意識しているところはかなりあって。手を振ったり、にこにこしたり、時々は無防備な姿も見せるけれど、それでもアプリと同じく『番組』を見ているような気もしていたんですよね。その中で、ぽろっとかおるくんの口調が崩れた瞬間があって。ネタバレになるのでここには書けないのですが(有料コンテンツだし)、そーまくんと喋っているとある動画を見て、ああ『普段』の彼はこんな風なのかな、と思いました。そして普段がそうなのだとしたら、表に見せるそれとはいい意味でだいぶ違うんだなあ、と。

チヅというキャラクターはDFの中でもだいぶ特殊で、無邪気であり突飛な言動も多いですよね。良くも悪くも、好き嫌いがはっきり分かれるキャラだとも思います。その代わり、そういうキャラクターを好きな人は一定数いるのである種の『ドリフェスへのとっかかり』になる人でもある。じゃあ、それを演じる(※便宜的にこの表現を使います)人も同じかと言えばまったくそうとは限らない。そんなことは見ている側も分かっているし、同じであることを求めたりはしない(さすがに二次元と三次元を混同する人はいないでしょ…)けれど、かおるくんは意識的に『チヅに寄せている』と思うんです。チヅ役でオーディションを受けていたのか、オーディションに受かってからチヅを演じることが決まったのかは分からないけれど(後者かなとは思ってる)自分が向かうべき人としっかりと向き合って、『キャラクターと一緒に歩いてきた』という印象を一番受けるのが彼だなあと個人的には思っています。

それは、かおるくんがこれまで歩んできた軌跡に起因するところがすごく大きいのではないかなあと思っていて。CDジャーナルや色んな所でも言われていましたが、オーディション、そしてこのPRJスタートのタイミングではかおるくんだけがまったくの未経験だった。声優経験はみんな無かったけれど、芸能活動の経験がなかったのは彼一人で、スタートラインは必ずしも他の4人と同じではなかったんですよね。むしろ、2歩くらい遅れてのスタートだったとも言える。そんな彼が、初めて一緒に歩む相手が、チヅだった。他の4人がどうこうという話ではなくて、そりゃあ愛着も人一倍湧くんじゃないかな、と思うのです。そこにいる、在る『チヅ』という役の受け止め方が違ったんじゃないかなあ、と。いっぱい考えて、もしかすると本人とは真逆かもしれないチヅという人間と向き合ったんだろうなあ。それが、今のチヅという形になって、私たちの目の前にいるんだろうなあ。だから、チヅが進化したなあと感じたら、それはきっとかおるくんの進化とイコールなんだろうなあと思います。

そしてここへきて、本当に偶然ではありますが、 かおるくんの一人ラジオ回がありました。かわいいね~ふわふわしてるね~!と思ったと同時に、彼の『根っこの部分の優しさ』がものすごく表れていたラジオ回だと思いました。芸能活動が初めてということはほぼすべてのお仕事が初めてということとイコールで、もちろんラジオも初めてだったと思うけれど、私はずっとかおるくんのラジオで好きなところがあって。それは、『○○さんからのお便りです』と読んだ後に必ず『ありがとうございます!』って言うことと、意識的か無意識か分からないけれど、何回も『○○さん、』って呼びかけることなんです。本人もラジオで言ってたけど、『一番近い存在でありたい』って思っているのはきっと装飾でもなんでもなくて、心からの本心なんだろうなあ、とそれを聞きながらしみじみ思っていました。それと同時に、彼は本当に『自分』と『他者』をよく見ているんだなあ、と。

私は時々、彼のことを危なっかしいと思ってしまいます。それは、良くも悪くも彼がファンの声を拾ってしまうから。反応をよく見ているなと思うし、もしかするとエゴサしてるんじゃないかな?と思うくらいに、1つの行動や発表に対しての反応をよく知っているな、と思うのです。そしてもちろん、悪い反応や好意的でないものの反応も見ているんだろうなあ、とも。前にもブログ内で書いたことがあったかと思うのですが、私は彼のこの言葉がとても強く印象に残っています。

アニメは僕自身に本当にうれしいことなんですけど、アプリが配信されたとき『ドリフェス!』のボイスについてのみなさんの評価って、賛否両論だったんです。www.animatetimes.com

ちゃんと見てるんだなあ、と思ったんです。それと同時に、この人は決して奢ったりしないんだろうなあ、と。元々アニメが好きだったというのもあって、きっと技術的には5人の中でも上の方にいるんだろうなあと思います。でも、それはあくまで『5人の中で』しかないことも、もっともっと上には上がいることも、もしかすると自分はまだその位置にいるわけじゃないということも、きっと知ってるんだろうなあ、と。一人ラジオの中でも本人が言っていましたが、『努力しないといけない立場』であるということを、きっと最初から人一倍認識してたんだろうなあ、と思うのです。だから、その『努力』のベクトルがファンに向きすぎてしまうことが心配でもあり、少し怖くもありました。応援も声援も、もしかしたら向けられてしまう少し違う『想い』のようなものも、時にまっすぐに向き合ってしまうのではないか、そしてそれが負担になってしまうのではないかと。

今もその不安というか心配が、完全に消えたわけではありません。彼自身は『好きでやってるんですよ、やりたいからやってるんですよ』と何度も言うから、それはきっとそうなんだろうなあとも思うしそこに疑いはないけれど、大丈夫かな、しんどくないかなと思ってしまうこともあります。でも逆に、そう思うのも間違いなのかも、失礼なのかもしれないな、とも最近は感じるようになりました。本人がそう言うなら、きっとそれは少なくとも『負担』ではないんだろうなあと思うから。

ハンサムの追加公演、昨年末に行われた回の最後の挨拶で、彼は『応援してくださいとは言いません、応援したいと思えるように頑張るので見ていてください』と言いました。すごくないですか、これ。未だに思うんですけど本当にすごくないですか、この言葉。それと同時に、『応援する』ということの重さを、彼はとてもよく知っているんだなあと思いました。個人的には、『応援』ってある種『覚悟』が必要なものだと思っています。スポーツの応援と芸能人を応援することはまた種類が違うと思うけれど、いずれにせよそこにあるのは『感情を入れる』ということだと考えていて、感情を入れるということは、時にものすごく負担になることでもあります。一つの発言に振り回されることも、何気ない噂に一喜一憂することも、そこに感情があるからこそ。でも、かおるくんの言ったことには『感情を入れなくてもいい、ニュートラルな視点で見ていてほしい。感情を入れるのは、その後でもいい』というやさしさと、『感情を込めたくなるくらい、頑張っていきます』という決意と、『応援したくさせてみせます』という自信が込められているような気がして、すごくいいなあ、と思ったんです。とても気持ちのいい、それでいて力強さを感じさせてくれる言葉だなあ、と。その回が終わった後にTLを見ていて、『ハンサムに出るまで知らなかったけどあの子すごいね、いいね』って言ってくださっている方のツイートもたくさん見かけて、すごく嬉しかったし誇らしかったことをとても強烈に覚えています。

ここからは想像が多分に含まれますが、彼が『今』に至るまでには、私では想像できないくらいものすごく努力したんじゃないかなあと思います。彼の発言からすると元々アニメが好きだったということは分かるけれど、きっと想像していた世界とは違うこともたくさんあっただろうし、もしかするとショックだったことも、幻滅したところもあったかもしれない。それでも、『歌が好き』という気持ちを、そして『ファンの人を笑顔にしたい、ファンの人の笑顔が好き』という気持ちをずっと持ちながら今日のここまで来たんだろうなあと思うと、それだけでもう彼を『応援』したくなってしまうのです。手を振ったら振りかえしてくれたから、握手会に行ったら目を合わせてしっかり話してくれたから、ツイートがいつもあまりにも優しいから、彼に関して言えばきっと好きになる入口みたいなものは本当にたくさん、もしかすると他のファンよりもほんのちょっと多いくらいにあるかもしれないと思っていて、それを本当に、ひとつ余さずきちんと丁寧に拾い上げてくれるんだろうなあ、ということが何となく想像できてしまうのが、他の誰にも劣らない彼の持ち味でもあるなあと今とても強く実感しています。

最初のAGFで彼を初めて見たときは『き、緊張しすぎでしょ……大丈夫か…!!』といっそハラハラしたレベルだったことを昨日のことのように覚えていて、未だに友達との間でああいうこともあったね、と笑って話すこともあります。でも、本人もMY★STARや色んな所で『最初は、話すことを全部1から10まで考えて覚えていっていた』って言っていて、ああそれがあの時だったんだなあと思うし、今やそんな姿は見る影もないなあ、彼だけではないけれど、本当にトークスキルが上がったなあ、とつくづく思うし、やっぱりその中でも彼の『ファンに対するやさしさ』みたいなものは頭一つ飛びぬけていてすごいなあ、と思います。部屋イベントとか去年のAGFとか、行脚のレポを読んでいると恐ろしいほどの記憶力と認知力があるんだなあと驚いてしまうし、でもそれは裏を返せばどれだけ彼が『本気で』『真摯に』ファンに向き合っているかを如実に表すエピソードの一つでもあるなあ、とも思うのです。

前述のAGFや去年のAJといった初期のイベントで今でも強く印象に残っているのは、彼はどこか自信がなさそうな姿を見せるようなことがあって、少し、ほんの少しだけ背中が丸まっていたんです。姿勢が悪いと言うよりも、肩がちょっと前に出てるような感じ。でも、今はまったくそんなことはない。堂々と胸を張って、顔をくしゃくしゃにして笑いながら、堂々と好きな歌やダンスをこなしている。その姿を見られているだけでも、ずっとドリフェスというPRJを応援して来てよかったなあ、と思わせてくれるくらいの力が彼にはあります。そういう意味でも、結果論になってしまうかもしれないけれど、ディアドリに彼がいてくれてよかったなあ、と改めて今強く感じています。

個人的には、1stLiveでクロフネのバックでアライバル踊ってたかおるくんが本当にもう~~~もう~最高~~~!!!と足じたばたさせながら私は訴えたいんですよ…!!!皆さんご覧になりましたか今日のアミュモバのあの尊い写真…尊い……(語彙力)あの3人、個人的にはディアドリのダンス選抜だと思っているんですけど、『幻想を現実に変えて』のところのダンスのさ…かおるくんの腰の入れ方がめちゃくちゃ好きだなあと思ったんです…それだけは声を大にして言っておきたいわけです……。そんなわけで、思った以上にだいぶ長くなってしまいましたがここまで読んでくださってありがとうございました。そして無事にディアドリ5人んの話を書き終えることができたので、だいぶ前に戴いていた『将熙くん、郁くんについて語ってほしいです!!』というお題のお答えに替えさせていただければと思います、どうもありがとうございました!