Thirsty Thirty

生活、ときどきオタク

ルーキーと『過程』の話

みんな~~~あと1話でRが終わってしまうけど元気~~?わたし?死んでる そんなわけでこんばんはわたしです。10話……めっちゃ…めっちゃしんどい…すごい泣いた……。アニメについては全部全部終わってからブログ書きたいな~と思っています。というわけで今回もお題をいただきました、ありがとうございます!

ドリフェスのユニットに関しての質問です。
アニメ1stシーズンではトラシグが結成され、それぞれが抱えている問題を解決した、ちづるといつきが加わり5人組DDが結成されますよね。KUROFUNEもドリフェスは一人ではステージに立てない事を知った黒石くんが、風間くんを誘って2人組としてアイドルの活動を始めています。(アニメ2ndシーズンでは改めてKUROFUNEがユニットとして存在する掘り下げがあって良かったと思いました。)そこで疑問なのが、DCDをメインで展開しているルーキークラスの存在です。ドリフェスの世界においてユニットやグループを誰と組むのかという過程はとても大切で、そこに物語があると感じています。なのにルーキークラスのメンバーがデビューをする際のグループ決めは、ファンの投票指数が多い上位3人が自動的に組まされます。私はそれがなんだか、ドリフェスの世界観と合っていなく、違和感を覚えます。もちろん運営がDCDの売り上げを伸ばすために作った戦略なことはわかるんですが、なんだかさみしく感じてしまいました。海さんはルーキークラスやまた、そのユニットデビューに関してどう思われますか?

なるほどな、面白いな~と思ってお題を拝読していました、ありがとうございます。前提として申し上げておきますと、わたしはあまりDCDに通っておらず、それ故にルーキーのこともWEBで見られる以上の情報は知りません。なんとなくですが、DCDはDCDで『パラレルワールド』みたいに思っているところがあって、めちゃくちゃ興味がある!というわけでも正直ないのですこし的はずれなことを書いてしまうかもしれません、すみません。

結論から言うと、わたしはすごく『リアル』な結成の仕方だなあと感じました。ドリフェスの世界を現実のアイドルが置かれている状況と比べるのがわたしはすごく好きで興味深いなあと思ってみているのですが、現実でもこういうことは往々にしてあるんですよね。というよりも、実際にはむしろこういったパターンの方が多いのではないだろうかというくらいだと思います。『この人と組みたい!』と思っても、現実はシビアです。極論ですが、売れていない・『序列の低い』アイドル同士が組んでも、マネジメント費や広報費とその人たちが作り出す売り上げが伴っていなかったらまったく意味がない。赤字を抱えていられるほど余裕のある事務所も、きっと今は無いと思います。だとしたら、事務所側が『人気のある数名を選抜して組ませる』という方がよっぽど楽だし売り出しやすいでしょう。こういう仕事をさせたい、こういう仕事が来れば売り出せる、という戦略がマネジメントする側・売り出す側としても描きやすいから。

アイドルグループって、『この人と組みたい!』と自分たちで言って誕生したグループと『このメンバーでやります』と言われて誕生したグループと『ハコだけ用意されて、そこに入りたい人が集まった』グループの3つに分かれると思います。わたしの少ない知識で言えば、1つ目はエイト・ジャニスト、2つ目はNEWS・JUMP、3つ目は48Gがそれぞれ当てはまるのではないかと考えています。1つ目はアイドルグループとしては一番理想的で、かつ感情移入しやすいグループですよね。その分、メンバーの距離や絆が近いことも多い。『ファミリー』感がすごくあるのがこのタイプだと思います。2つ目は、時期を問わずメンバー自身も距離感を迷うことが多いと聞きます。キャリアや人気、知名度が違う人同士が組まされたりすると尚のこと。特に後輩は、先輩に対してどうしていいか分からないことも多く、応援する側もグループというよりも『その人個人』を応援する人が多いイメージがあります。3つ目は、2つ目に近いけれど穂先で分かれているのかなあ。『グループ』と言えどどこか個人戦的なところがあって、48Gを喩えに出しているからかもしれないけれど、互いをライバルと目していることもある。その中で1番になってやろう、と野心を持つ子が割と多いイメージもあるので、少し毛色が違う気もします。

そのような分類で言うと、ディアドリやクロフネは1つ目のタイプだと思います。ディアドリは言わずもがなで、最初は『"1人"が5人いる』集まりだったのが、1期の中で様々な経験を通じて『5人』になった。クロフネは結成のきっかけこそ特殊ですが、2期で『互いに人生を変えられた』と分かって互いになくてはならない存在として認識している。一方で、ルーキーの3人・ANSwerは2つ目のタイプです。名前すら決まっておらず、『上位の3人がユニットを組む』という枠組みだけ与えられて、そこに『自動的に』入ってきた。上記の3つ目と決定的に違うのは、そこに『自分の意思』はなく、かつ反映もされないということです。上位3位に入りたいと考えても自分で何か働きかけることもできないし、逆に入りたくないと思っても働きかけることもできない。言い方は悪いかもしれませんが『成すがまま、されるがまま』でしかないということです。実際にユーザーやファンが何かしら動くことができる総選挙的のようなイベントだったら話は別だけど、ルーキーで言えばキャラクター全員にCVが付いているわけじゃないから頑張り方も少し異なってきますよね。

お題を出してくださった方は、『私はそれがなんだか、ドリフェスの世界観と合っていなく、違和感を覚えます。』と書いてくださいました。わたしも、それには半分同意です。わたしたちがこれまで見てきたドリフェスでは、というよりも『ディアドリとクロフネの話』では、自分たちで自分の意思を持ってグループを組んだということが描き出されていました。だから、違和感を覚えるのだと思います。アニメ、特に1期はこの方が言ってくださる通り『ドリフェスの世界においてユニットやグループを誰と組むのかという過程はとても大切で、そこに物語があると感じています。』という考えのもと描き出された物語で、『自分たちで』グループを組む過程に重点を置かれていました。けれど、ANSwerは違います。言葉は悪いですが『組まされた』グループの中でどのようにふるまって行くのか、どのように立ち位置を確立させるのか。彼らに焦点を当てるとすれば、そういう話になっていくでしょう。

じゃあ「半分同意」の残り半分はというと、『それも"ドリフェスの世界観のあり方"の1つなんじゃないかな?』と思うからです。D4プロに入って、大会としてのドリフェスに出るためには1人では出られない。そこまでは、アニメの中で明かされています。けれど、『自分でグループを組め、相方を探せ』とまでは言われていない。だとしたら、事務所幹部が人気のある数名を見繕って強引に組む、組ませることもあるんじゃないかな?と思うのです。その考え方に沿って生まれたのが、ひょっとしたらANSwerなのかもしれません。

考え方はいくつもあって、この方の仰る通り『運営がDCDの売り上げを伸ばすために作った戦略』なことはそれはまあそうだろうな!!と思います。個人的には、DCDの展開はもう少し後でも良かったんじゃないかなと思っていて、さらにいえばルーキーの展開もあえてDCDでやらなくても?とも思っています。ただ、アプリ・DCD・アニメ・3次元活動、と切り分けて考えた時にそのジャンルだけの『強み』を持たせることもまた戦略としては絶対必要だと思っていて、DCDにおいてのそれはルーキーだったんだろうなと感じているし、実際にルーキーが好き!という方もいらっしゃるのでその戦略は合っているのだと思います。ディアドリ・クロフネを主眼として置かれることの多いこのジャンルとすると、ルーキーの売り出し方はやっぱり特殊だと思うし。

(けれど、話は逸れるけれど、じゃあルーキー全員にCVをつけて、グループを組ませて…となってくると正直それはドリフェスというジャンルの”強み”を殺してしまうことにもなりかねないと思うのです。『アイドルを応援する』という根本のところは変わらないし、デビューしているかどうかの違いではあるけれど、言い方は悪いですが『イケメンのアイドルがたくさん出てくる、喋るゲーム』は他にたくさん、それこそ山のようにあります。そんな中で、じゃあ『アーケード型』の『都度課金』のDCDってどこまで需要があって、どれほど勝算が見込めるかとなると、かなり厳しい立ち位置になることも容易に想像が付くかな、と。だからそういう意味では、『DCDでしか見られない、会えないアイドル』であるところのルーキーはこれはこれとして立ち位置を確立しているんじゃないかなと思っています。その中の上位3人にだけCVも付いて、ちょこちょこアニメに出たりして…というのも個人的にはすごくしっくり来る)

あくまでもわたしの考えでしかないですが、ANSwerの在り方はこれはこれでとても『リアル』だな、とやっぱり思います。特にRが始まってからものすごくその内容はリアルで、実際に起きるだろうことや起きたことが下敷きになっていることは明白で。だとしたら、あの事務所に1組ぐらい『自分たちの意思でなく』グループを組んだ人たちがいてもおかしくないし、むしろそっちの方が多いんじゃないかな、とも思います。ACEとか印show派もどっちかと言うとそっち寄りかな?と個人的には感じている、なんとなく。そういう意味で言うと、もしかしたら自分たちがいま主眼として見ているディアドリやクロフネの組み方のほうが特殊だったりするのかもしれませんね。

お題をくださった方の望んだような答えになってるとはまったく思えないのですが、『そうだよね、こういう考え方もあるよね~』くらいに思いながら読んでくださっていればうれしいです。興味深いお題をありがとうございました!